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水のコラム

2024.02.22

トイレのつまり

トイレつまりをハイターで直したい!直す手順と注意点を徹底解説!

「トイレのつまりにハイターは効くの?」

「ハイターを使ってトイレつまりを直すにはどうすればいいの?」

といった悩みを抱えている方に、本記事ではハイターの効果的な使い方や作業時の注意点を徹底解説します。

 

トイレつまりは原因によってハイターで解消できる!

そもそもハイターとは、株式会社花王が製造・販売を行っている液体漂白剤です。

トイレ掃除用として販売されているハイターは、次亜塩素酸ナトリウムが主成分のためアルカリ性の性質があります。

また、ハイターはトイレつまりの解消にも効果があるとされていますが、どのつまりでも直せるわけではありません。

ここでは、ハイターで対応可能なトイレつまりと、対応できないトイレつまりについて確認していきましょう。

 

ハイターで解消できるトイレつまり

ハイターで対処可能なのは、主に下記のようなものがトイレにつまっている場合です。

 

  • ●トイレットペーパー
  • ●(水に流せる)ティッシュペーパー
  • ●嘔吐物
  • ●排泄物
  • ●(水に流せる)トイレクリーナー

 

上記は、すべて「水に流せる」という点が共通しています。

アルカリ性のハイターには物質を溶解・分解する作用があるため、これら原因物質を少しずつ溶かしてほぐすことでつまりを解消できる可能性があるのです。

 

ハイターで解消できないトイレつまり

一方、ハイターでは対処できないものもあります。

 

  • ●おもちゃ
  • ●電池
  • ●磁石
  • ●小銭
  • ●オムツ
  • ●生理用品

 

これらに共通しているのは「水に溶けない異物」という点です。

特に、オムツや生理用品は、そのままにしておくとどんどん水を含んで膨らむため、誤って便器に落としてしまった場合はすぐに取り除きましょう。

また、異物ではないもののハイターで対処できないものに「尿石」があります。

尿石とは、尿に含まれる成分が固まって汚れとして蓄積したものですが、アルカリ性の性質をもっているため、同じ性質をもつハイターには反応しません。

そのため、尿石が原因でつまっている場合は、デオライトなど酸性の薬剤を使用する必要があります。

 

放置するのは危険!トイレつまりによって起こる可能性があるトラブル

トイレのつまり始めは「なんとなく水が流れにくくなった気がする」といった程度の違和感です。

生活に支障をきたすほどではないため、すぐに対処しなくても大丈夫だと考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、始めは軽度のつまりであっても、そのまま放置し続けるとさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

 

トイレが完全につまる

水に溶けるものがつまっている場合、軽度であれば放置で直ることもあります。

ただし、つまりの原因が分からない場合は注意が必要です。

異物がつまっている場合、放置で水に溶けることはまずありません。

異物がつまっているにもかかわらずつまりを放置し、その間に他の人が知らずにトイレを使用してしまうと、場合によっては完全につまる可能性もあるため注意してください。

 

便器の汚水が溢れる

つまりを放置したままトイレの使用を続けていると、流した水の量に排水が追い付かず、便器内の水が逆流してくる場合があります。

特に、異物がつまりの原因となっている場合、原因は水に溶けずに残り続けるため、つまりが徐々にひどくなり逆流が起きやすくなるのです。

汚水が逆流した場合、床に汚水が溢れるため、掃除には多大なる時間と手間がかかるでしょう。

逆流の程度によっては壁やドアに汚水が付着する可能性もあるため、壁紙の張り替え費用が発生する場合もあります。

 

賃貸の場合は他の階の住人にも被害が!

賃貸にお住まいの方は、下の階の住人に迷惑がかかる可能性があることも考えておかなければなりません。

マンションやアパートの2階以上に住んでいる場合、トイレつまりの放置によって汚水が溢れると、下の階にまで汚水が漏れる可能性があります。

ただの水でなく汚水が水漏れするのは誰しも嫌です。下の階に住んでいる方との関係性が悪化するのはもちろん、場合によっては賠償金を支払わなければならないケースもあり得るため、つまりの放置はおすすめしません。

 

トイレつまりをハイターで直す方法

ここからは、実際にハイターを使って自分でつまりを解消する方法を解説します。

 

ハイターを使う前にやっておくこと

ハイターを使用する前に、まずはトイレの止水栓を閉めておきましょう。

止水栓を閉めておくと、作業中に誤って水洗レバーを触った場合でも水が流れなくなるため、安心して作業が行えます。

また、ウォシュレット付きトイレの場合は、手が濡れる可能性があるため電源プラグをあらかじめ抜いておくことも必要です。

そのため、電源プラグやコンセントにビニールシートなどで覆い、水がかからないようにしておきましょう。

 

トイレつまりをハイターで直す方法

事前準備を終えたら、ハイターを使ってつまりを直す作業に移ります。

ハイターを使ってつまりを解消する際の手順は次のとおりです。

 

  1. 1.便器内の水位が高ければ水を汲み出して減らす
  2. 2.ハイター(キャップ2杯程度)を便器に入れる
  3. 3.30分程度放置して様子をみる
  4. 4.水位が下がったらバケツで水を流す

 

水を流した際、通常通り排水するようになれば作業完了となります。

 

トイレつまりにハイターを使う際に気を付けること

ハイターはアルカリ性の強い薬剤です。そのため、ハイターを使ってトイレつまりを解消する際は、以下のことに注意しながら作業を行ってください。

 

換気を十分に行う

ハイターには鼻をつくような独特の臭いがあります。

長時間にわたり、密閉空間で作業を行っていると気分が悪くなる可能性があるため、必ず換気しながら作業を行ってください。

換気は2箇所以上の場所で行うと良いとされています。

そのため、窓があるトイレの場合は窓とドアを開ける、窓がない場合はドアを開けて換気扇を回すなどして十分に換気を行いましょう。

 

ハイターを入れたまま長時間放置しない

長く置いた方が効果が出るかもしれないと思い、ハイターを長時間放置するのは危険です。

ハイターのような強い薬剤を長時間置いておくと、便器や排水管が破損する可能性があります。

便器や排水管の破損には高額な修理費用がかかるため、必ず放置時間を守ってハイターを使用してください。

 

酸性の薬剤と一緒に使用しない

ハイターはアルカリ性の薬剤です。そのため、デオライトLやサンポールなど酸性の薬剤と一緒に使用すると、有毒なガスが発生します。

有毒ガスによって頭痛やめまい、吐き気などの症状が出る恐れがあるため、ハイターを使用する際は他の薬剤を使わないようにしてください。

 

素手で行わずゴム手袋を使用する

ハイターはアルカリ性の性質が強い薬剤のため、素手で触ると皮膚が炎症を起こす可能性があります。

そのため、素手で触らず、必ずゴム手袋をして触るようにしてください。

また、ゴム手袋は肘あたりまで隠れるものを選ぶのがおすすめです。

手首までのゴム手袋しかない場合は長袖の服を着て作業を行いましょう。

 

自分で直すのが難しい場合は業者を呼ぼう!

ハイターを使っても効果がなかった場合、つまりを解消しようと自己流で直そうとするのは危険です。

ここでは、無理につまりを直そうとした場合のリスクや業者に依頼する際の業者選びのポイントについて解説します。

 

無理に自分で直そうとした場合のリスク

トイレつまりを無理に直そうとした場合に発生する主なリスクは、次のとおりです。

 

  • ●つまりが悪化する
  • ●便器や配管を傷つける
  • ●汚水が逆流する
  • ●トイレの床や壁が汚れる

 

便器や配管が傷ついた場合、設備の交換には高額な費用がかかります。

また、汚水が逆流した場合の床や壁の張り替え費用も安くはありません。

無理に対処する前に業者に依頼した方が、修理費用が安く済むケースも少なくないのです。

そのため、自分での対処が難しいと感じたら、できるだけ早く業者を呼ぶようにしましょう。

 

失敗しない業者選びのポイント

業者に依頼するといっても、トイレ修理業者は数多くあるため、どこに依頼すればいいか分からないという方もいるかと思います。

ここでは、失敗しない業者の選び方を解説します。

 

業者の口コミをチェック

まずは、業者の口コミをチェックしましょう。

業者のホームページを見ると、実際に業者を利用した方の口コミが掲載されている場合があります。

口コミの評価を確認するのも大切ですが、特にチェックしておきたいのが業者からの返答です。

悪い口コミがあったとしても、その口コミに対して業者から改善を検討するなどの返信が丁寧にされている業者は信頼できます。

ただし、口コミを100%信じて鵜呑みにするのは控えましょう。

信憑性の低い口コミもあるため、あくまで参考にする程度にする方が良いです。

 

業者のサイトの会社情報も確認

口コミと合わせて確認しておきたいのが、業者の会社情報です。

高額請求をしてくる悪徳業者には、実店舗がないケースも少なくありません。

ホームページに掲載されている住所や電話番号から、会社が存在しているかを確認しておきましょう。

また、会社の創業年数や実績も重要です。

創業年数が長く、実績も豊富ということは会社が長く存続している証拠になるため、業者選びで迷った際は創業年数や修理実績が豊富な業者を選ぶと良いでしょう。

 

適切な料金になっているか

修理料金も、業者を選ぶ上で重要なポイントのひとつです。

ネットにはさまざまなトイレ修理業者の広告がありますが、あまりにも安すぎる修理料金が宣伝されている場合は慎重になる必要があります。

トイレ修理を依頼した場合は、修理料金に加えて出張料金などの料金がかかるため、それも考慮したうえであり得ない修理料金の業者は避けましょう。

 

複数の業者で相見積もり

見積もりを取る際は、1社に絞らず、複数業者に相見積もりを行いましょう。

基本的には見積もりは無料で出してくれることが多いので、積極的に問い合わせることがおすすめです。

複数業者に見積もりをとることで業者の出した見積もりや対応を比較することができるので、正確な判断をする事が可能になります。

 

アフターフォローが充実しているか

工事後のアフターフォローに対応しているかということも確認するべきポイントです。

業者依頼したあとにトラブルが起こってしまうことも可能性としては考えられます。

そのようなときにアフターフォローが充実している業者の場合、無償で再度修理してくれる場合もあるのです。

在籍スタッフの技術力が高い業者の場合、アフターフォローに積極的に対応してくれるので、これも判断基準のひとつとしましょう。

 

まとめ

本記事では、ハイターを使ってトイレのつまりを解消する方法や、ハイターを使う際の注意点について解説しました。

ハイターは、本来水に溶けるものがつまりの原因となっている場合に効果を発揮しますが、強力な薬剤のため使用方法には十分注意する必要があります。

また、ハイターを使っても思うような効果が得られない場合は、自分で何とかしようとせずに業者に依頼することも検討しましょう。

ひょうご水道職人」は、見積もり無料の水道業者です。

トイレ修理をはじめとするさまざまな水回りのトラブルに対応しているため、兵庫県でトイレつまりにお困りの方はぜひ、「ひょうご水道職人」への見積もりを検討ください。

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