水のコラム
2026.06.17 2026.06.17
台所のトラブル
夏に排水口が臭うのはなぜ?原因と今すぐできる対処・予防法【水道職人:プロ】

排水口の臭いは、一年のなかでも夏にとくに強くなりがちです。
気温と湿度が上がるこの季節は、臭いのもとが生まれやすく、しかも広がりやすい条件がそろってしまいます。
冬場はまったく気にならなかったのに、夏になったとたんキッチンや洗面所の排水口がなんとなくツンと臭いはじめた、なんて経験をした方も多いはず。
しかも夏は、旅行やお盆の帰省などで家を空ける機会も多い時期。
実はこの「家を長期間留守にすること」も、夏場の排水口の臭いと深く関わっています。
この記事では、夏に排水口が臭いやすくなる理由やすぐに試せる対処法、また旅行などで長く家を空けるときの対策などについて、読みやすくまとめてみました。
目次
夏に排水口が臭いやすい理由は?

同じ排水口でも、夏になると臭いが強まるのには、いくつかの理由が重なっています。
まず大きいのが、気温の高さ。
排水口の嫌な臭いのもとは、たまった汚れを栄養として繁殖する雑菌です。
気温が上がることで、この雑菌の活動が活発になり、一気に増殖。
冬ならゆっくりとしか進まない汚れの分解や腐敗が、夏は短時間でどんどん進んでしまいます。
またキッチンでは、生ゴミの存在も見逃せません。
三角コーナーや排水口のゴミ受けに残った生ゴミは、夏の暑さであっという間に腐りはじめ、強烈な臭いを放ちます。
コバエの繁殖の原因にもなるため、放っておくほどかなり厄介です。
そして気温と同様に夏は高くなりがちな湿度も、悪臭の原因の一つ。
じめじめした空気は雑菌やカビにとって居心地がよく、繁殖を助けてしまいます。
さらに、湿気の多い空気は臭いの成分を含みやすく部屋にこもりやすいため、夏に臭いがきついと感じられる一因です。
夏の排水口の臭いへの対処法

排水口が臭いはじめたら、まずは臭いのもとになっている汚れを取り除くのが基本です。
多くの場合、自分でできる掃除などで解消できますので、あわてず順番に対処していきましょう。
まずは最重要ポイントとして、排水口周辺の掃除から。
フタやゴミ受けなど外せるパーツは外しつつ、その下の排水トラップにたまった汚れやゴミもまとめて取り除いておきましょう。
ぬめりがついている部分は、古い歯ブラシなどでこすり洗いをするとすっきり落とせるかと思います。
夏は雑菌が繁殖しやすいので、ここをこまめにきれいにするだけでも、臭いはかなり軽くなります。
また配管の奥のぬめりや臭いには、重曹とクエン酸の組み合わせが手軽で効果的。
排水口まわりに粉末タイプの重曹をたっぷりとふりかけ、その上からクエン酸を水で溶かしたものを注ぐことでシュワシュワと発泡します。
そのまま30分ほど置いてから、ぬるま湯で洗い流すと、配管奥の汚れもある程度まとめて落とすことができます。
強い薬剤を使いたくない場合でも取り入れやすい方法ですので一度試してみてください。
重曹とクエン酸を使った排水口掃除の詳しい手順については、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。
(関連記事:排水溝の汚れは重曹とクエン酸できれいにしよう!排水溝汚れごとの使い分け方)
キッチンを掃除する際の注意点
キッチンまわりの掃除の際に注意したいのが、洗剤の使い方です。
塩素系の洗剤と、クエン酸などの酸性の液体を一緒に併せて使ってしまうと、人体に有毒なガスが発生して大変危険です。
絶対に混ざることがないよう、別々のタイミングで使うようにしてください。
また掃除の際は換気を徹底することもお忘れなく。
日常でできる臭いの予防

夏の排水口の臭いは、ちょっとした毎日の習慣だけでも十分出にくくできます。
臭いはじめてから対処するより、そもそも臭わせない工夫のほうが、結果的にかかる手間も省けるものです。
清潔なキッチンを保つために、
- 生ゴミをためない
- 一日の終わりにシンクや排水口に熱すぎないお湯(40〜50℃程度)を流しておく
- 定期的に重曹やクエン酸などで軽めの掃除をする
こうした簡単な心掛けだけでも、臭いの予防には非常に効果的です。
また夏場は換気も意識したいところ。
湿気がこもると臭いがたまりやすくなるので、キッチンや洗面所、浴室は、窓を開けたり換気扇を回したりして、常に空気を入れ替えることを意識しましょう。
旅行などで長く家を空けるときの対策

夏の臭い対策で見落としがちなのが、旅行やお盆の帰省などで、長く家を空けるときの備えです。
実はこれが、夏場の強烈な臭いの大きな原因になることがあります。
排水口には「封水」といって、排水トラップに水がたまる仕組みがあります。
この水がフタの役割をして、下水管からの臭いが室内に上がってくるのを防いでいるのですが、長期間水を使わないでいると、この封水が少しずつ蒸発してなくなってしまうのです。
とくに気温の高い夏は蒸発のスピードが速く、家を空けているあいだに封水が切れてしまい、帰宅したとたん下水のような臭いが部屋じゅうに充満しているといったことが起こります。
ただ対処法自体はとても簡単で、水をしばらく流すだけ。
封水が自動的にたまって、臭いはおさまりますので慌てず対処しましょう。
とはいえ、できれば不快な気持ちにはなりたくないですし、出かける前にちょっとしたひと工夫を施しておくのもおすすめです。
長期で家を空けるとわかっているときは、各排水口にコップ一杯ほどの水を流して封水をできる限り満たしておきましょう。
もしくは、排水口にラップをかぶせるなどして蒸発を抑えておく、といった対策も手軽で効果的です。
少しの手間で、帰宅後の嫌な臭いを防げますので余裕があれば試してみてください。
夏の臭い対策で、快適な水まわりを
こまめな掃除と生ゴミの処理、そして家を空けるときの封水対策なども押さえておくことで、夏の不快な臭いはかなり防げます。
ただ、掃除をしたり封水をチェックしたけどなぜかまったく臭いが取れない、といった場合は、配管の奥に汚れや詰まりがたまっていたり配管などに不具合が発生している可能性が考えられます。
こうなると自分での対処は難しく、放っておくと臭いだけでなく、つまりや水漏れ、汚水の逆流など大変な事態につながることも。
そんな時は、私たち「ひょうご水道職人」にお任せください。
排水口や配管のしつこい臭い、つまり、水漏れまで、水まわりのプロフェッショナルとして幅広いトラブルに対応しています。
お見積もりは無料、夏の排水口の臭いが気になるときは、お気軽にご相談ください。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
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