水のコラム
2026.08.19 2026.08.19
洗濯機のトラブル
洗濯機を動かせないときの洗濯機パン掃除と汚れ対策【水道職人:公式】

洗濯機パンは洗濯機の下に隠れて見えにくく、ホコリや髪の毛が気付かないうちにたまりやすい場所です。
しかし、本体を簡単に動かせず、洗濯機パンとの隙間も狭くて手が届かないこともあるのではないでしょうか。
たまったゴミが排水口へ入り込むと、ニオイや排水不良のきっかけになることもあるため、汚れに気付いたら取り除いておきましょう。
本記事では、洗濯機を動かさずに手が届く範囲を掃除する方法と、洗濯機パンに汚れをためにくくする工夫について詳しく解説します。
目次
洗濯機パンに汚れがたまりやすい理由と放置による影響

洗濯機パンは本体の下にあるため、設置状況によって掃除できる範囲が変わります。
まずは、手が届きにくくなる理由と、たまった汚れによって起こるトラブルを確認しましょう。
洗濯機が重く奥まで手が届きにくい
ドラム式洗濯機などは本体が重く、一人で無理に動かすと転倒やけがにつながる恐れがあります。
さらに、設置状況によっては洗濯機パンとの隙間が狭く、奥まで手が届かないため、掃除が難しいこともあるでしょう。
本体を無理に動かすと給水ホースや排水ホースに負担がかかり、水漏れにつながる可能性もあります。
奥の汚れが気になっても、本体は動かさず、手の届く範囲で掃除してください。
汚れが排水口へ流れることで起こる水漏れ被害
洗濯機パンにたまったホコリや糸くずが排水口へ流れ込むと、排水口や排水トラップにつまりが生じ、水の流れが悪くなることがあります。
排水がうまくできなくなると、洗濯機から排出された水があふれ、水漏れにつながる場合もあります。
そのため、ホコリや糸くずは排水口へ流れ込む前に取り除きましょう。
関連記事:ドラム式洗濯機から水漏れ!応急処置と対処法を解説
洗濯機を動かせないときにできる洗濯機パンの掃除方法

洗濯機を動かせないときは、見えている部分と掃除道具が届く範囲に絞って汚れを取り除きましょう。
ここでは、ご自宅にある道具を使用して洗濯機パンを掃除する手順を紹介します。
洗濯機パンの掃除に使用する道具
掃除を始める前に、以下の道具を用意します。
- 針金ハンガーと古い靴下などの布(布は軽く湿らせる)
- 雑巾やウエットシート
- ゴム手袋
- ピンセットや割り箸
洗濯機の下には排水ホースや本体の部品があるため、ハンガーやピンセットなどの硬い道具を奥へ押し込むのは控えてください。
手が届く範囲を掃除する手順
準備が整ったら、以下の手順で洗濯機パン周辺を掃除します。
- 洗濯機の電源プラグをコンセントから抜く
- 針金の先端が露出しないよう、不要な布や古い靴下をしっかりと巻き付けた自作のワイパーを、洗濯機の下へ差し込み、手前に引きながらホコリを絡め取る
- 洗濯機パンのフチなど、手が届く範囲の汚れをウエットシートで拭き取る
- 目に見える大きなゴミをピンセットで取り除く
掃除道具を奥まで無理に差し込むと、排水ホースや部品を傷つける可能性があります。
手が届かない部分まで無理に掃除するのは控えてください。
洗濯機パンの汚れを防ぐための日常的な予防策

掃除がしにくい場所だからこそ、日頃からホコリやゴミをためない工夫を取り入れることがポイントです。
ここでは日常生活で取り入れやすい予防策を紹介します。
糸くずフィルターのお手入れと洗濯前の衣類確認
排水トラブルを防ぐため、洗濯機本体に備わっている糸くずフィルターや排水フィルターは、取扱説明書に従ってこまめにお手入れしてください。
フィルターにゴミがたまったまま使用すると、排水がうまくできなくなる原因になります。
また、洗濯物を洗濯機へ入れる前に、衣類のポケットにティッシュや紙くずなどが入っていないか確認する習慣をつけましょう。
ティッシュや紙くずが入っていると、洗濯物に絡むだけでなく、排水口をつまらせる原因にもなります。
かさ上げ台と隙間カバーを取り入れるときのポイント
洗濯機パンへのホコリの落下を抑えたい場合は隙間カバー、掃除するための空間を確保したい場合はかさ上げ台という選択肢があります。
それぞれの特徴を以下の表で確認しましょう。
| 対策 | 特徴 | 導入時の注意点 |
| かさ上げ台 | 洗濯機の下に空間ができ手が届きやすくなる | 設置条件を確認し、洗濯機を一人で持ち上げない |
| 隙間カバー | ホコリが洗濯機パンに落ちるのを防ぐ | カバーにたまった汚れを拭き取る必要がある |
かさ上げ台を設置すると、洗濯機パンとの間に掃除道具を入れる空間を確保しやすくなります。
ただし、機種ごとに設置条件が異なるため、取扱説明書を確認し、一人で洗濯機を持ち上げて取り付けるのは控えてください。
また、小さなお子様やペットがいるご家庭では、運転中に広がった隙間へ手足を入れないよう注意してください。
洗濯機パンのお手入れに関するよくある質問

洗濯機パンの掃除や取り扱いに関しての疑問にお答えします。
Q1.洗濯機パンに直接水を流して丸洗いしても大丈夫ですか?
バケツなどで大量の水を洗濯機パンに直接流し込むのは控えてください。
洗濯機パンは、柔らかい布に薄めた中性洗剤を付けて汚れを拭き取り、洗剤分が残らないよう水拭きしましょう。
ただし、製品によってお手入れ方法が異なる場合があるため、お手入れの前に取扱説明書を確認してください。
また、洗濯機の下に大量の水を流すと、本体に水がかかってショートや感電につながる恐れがあります。
洗濯機パンは丸洗いせず、拭き掃除でお手入れしましょう。
Q2.汚れがひどい場所に漂白剤を使用してもよいですか?
洗濯機パンの素材や製品によって、使用できる洗剤は異なります。
漂白剤や強力なカビ取り剤を自己判断で使用するのは控え、中性洗剤を含ませた布で拭き取る程度に留めましょう。
また、洗剤を使用した後は、成分が残らないように水拭きでしっかりと仕上げ拭きを行ってください。
Q3.洗濯機パンの奥からニオイがするときはどうすればよいですか?
洗濯機パンの奥から下水のようなニオイがする場合は、排水口にたまった汚れや、排水トラップの封水が減っていることなどが考えられます。
まずは見える範囲のゴミを取り除き、取扱説明書に従ってお手入れしてください。
お手入れしてもニオイが改善しない場合や、洗濯機を動かさないと排水口に手が届かない場合は、水道修理業者へ相談しましょう。
関連記事:洗濯機のまわりが臭い!?臭いの原因とは
洗濯機パンを清潔に保つために

洗濯機パンは洗濯機の下にあるため、奥まで手が届かず掃除しにくいことがあります。
無理に洗濯機を動かしたり、掃除道具を奥まで差し込んだりせず、手の届く範囲のホコリやゴミを取り除きましょう。
また、糸くずフィルターのお手入れや洗濯前のポケット確認など、汚れやゴミをためにくくする対策も取り入れてください。
洗濯機パンに水がたまる、排水がうまくできないなど、ご自身での対処が難しい場合は「ひょうご水道職人」にご相談ください。
洗濯機まわりのつまりや水漏れなど、水まわりのトラブルに対応いたします。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。







