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水のコラム

2023.07.03

トイレ

タンクレストイレで水が止まらない!2つの原因と対処方法を解説

タンクレストイレを使っている間に、突如水流が停止したという経験をもっている方もいるのではないでしょうか。

タンクレスのトイレはそのスマートな印象のために人気のある種類のトイレです。ただ、見かけとは反対に中身の構造は少し入り組んでおり、不具合が発生しても自分で解消するのは大変でしょう。

そこでこの記事では、タンクレストイレで水が止まらない原因と対処方法を解説します。

タンクレストイレとは

タンクレストイレ(タンクのないトイレ)は、普通だと便器の後方にある貯水用の水槽がない種類のトイレです。

このタンクレストイレを使っていて水が停止しない問題が発生したら、直ちに対処する必要があります。

漏れ出した水分で床・壁面が濡れたり、水道代が高額になったりするなど、色々な問題を引き起こす危険があるからです。

ただしタンクレストイレは、普通のトイレと比較して作りが入り組んでいるので自力修理できません。いち早く専門業者に連絡して、迅速に対処してもらう必要があります。

タンクレストイレの構造
普通のトイレは、給水管とタンク部分が接続しており、タンク内部にあるボールタップや浮き玉、ゴムフロート、オーバーフロー管類のパーツの機能で給水・排水のコントロールをしています。

一方、タンクレストイレには名称通りタンクそのものがないのです。タンクレストイレの大きな特性は、水道と直接つながっていることです。洗浄用ボタンを押すと、水道管からそのまま便器へと水が流れていきます。

この際、便器上部・下部の双方から水が出て便器内を洗い、排便物を排水管へと押し流していきます。

加えて、タンクレストイレは、水道管と便器へ接続している給水管のとの間にバルブパーツが付属しています。

このバルブパーツが開き閉じ動作することで、便器に水が流れていきます。バルブ箇所が閉じている最中は水をブロックすることができるので、水の逆流も発生しません。

タンクレストイレとタンクつきトイレの違う点
タンクレストイレには、タンクがつく普通のトイレと大幅に違う点が3つあります。

・水を貯めるためのタンクがない
・スマートな見た目で空間に余裕が生まれる
・清掃が手軽

タンクレストイレとタンクつきトイレで大きく違う点は、名称通り貯水するためのタンクがないというところです。

タンクがないので、外見もスマートな印象で空間が広くとれます。無駄な外つけパーツがないので、清掃も手軽にできます。

ただし、タンクがない分デメリットになるケースもあります。例をあげると、自然災害が発生して断水になると、トイレを使えなくなるのです。

タンクつきトイレの場合、タンク内部に貯水された水がなくなるまでは水を使えます。一方タンクレストイレの場合、水道に直接つながっているので断水中は給水されず、排便物を流せないのです。

加えて、停電になった場合も、タンクレストイレだと水が流せなくなります。

というのも、給水管内にあるバルブ部分は電力によって動作するからです。停電になると、洗浄ボタンを押してもバルブが開かず水が流れません。

タンクレストイレの水が止まらない場合

タンクレストイレの水が止まらない場合は、まずは原因を見つける必要があります。下記、2つの原因について解説します。

フラッシュバルブの不具合
最初に、水が止まらない原因になりやすいのは、フラッシュバルブの不具合です。

フラッシュバルブとは、水量をコントロールするバルブパーツのことをいいます。公共施設で使われているトイレには、背面部にレバーが付いたシルバーの器具があります。それがフラッシュバルブです。

フラッシュバルブがつくトイレでは、タンクに貯水されるまで待つ必要がないので、何回も続けて水を流せます。フラッシュバルブで問題が発生しやすいのは、ピストン箇所にある「ストレーナー」と「小孔」というところです。

ストレーナーと小孔は排水した後に水を供給するための水路になるのですが、繊細なパーツが使われているので、ゴミが溜まりやすいのです。

フラッシュバルブに使われているゴムパッキンが経年で老朽化し、水漏れしてしまいます。

この問題は、フラッシュバルブを清掃するかパッキンを取り替えることで解決できます。以下、清掃と取り替え方法を紹介します。

・カバーを外す
・ナットなどのパーツ類を分解する
・パーツやつなぎ目の汚れをとる
・パーツを再設置する
・作業部分を確かめ止水栓を開けて終了

フラッシュバルブの清掃や取り替えをする場合は、ひとまず止水栓を閉めましょう。止水栓は、ドライバーを右回りに回すと閉められます。

細かなところの清掃は、用済み歯ブラシや綿棒を用いると隅々の汚れを洗い落とせます。また、ナットを外す際は、モンキーレンチを使います。

モンキーレンチは、フラッシュバルブの点検だけでなく、ナットを取り外す作業全てで役立ちます。ホームセンターでも販売されているので、日常から用意しておくとスムーズです。

パーツ規格や形は事前チェック
清掃も取り替えも手順はほぼ同じです。しかし、新品パーツを設置する際はパーツの形状や規格をみておきましょう。型番を確認してから購入すると間違いがありません。

型番がわからないときは、メーカーや修理業者に相談しましょう。また、フラッシュバルブはネットショップやメーカーから直接購入もできますが、すでにパーツが出荷終了になっているケースもゼロではありません。

リモコンのチャージ切れ
リモコンが動かない場合は新品の電池に取り替えてみましょう。電池を取り替えても変わらないときは、リモコン自体に問題があるかもしれません。

リモコンの問題
一時的な不具合の場合がほとんどです。一旦電源をリセットしてしばらく間をおいてからスイッチを入れると、支障なく動くこともあるので実践してみてください。

なお正しくリモコンが動かない場合は、リモコンと本体側のセンサーに問題があるかもしれません。この場合は、自力修理は困難です。メーカーや専門業者に問い合わせして修理してもらいましょう。

タンクレストイレによく見られる不具合

タンクレストイレで水が流れていかない原因は、下記のことが考えられます。

水圧が低下している
タンクレストイレを支障なく使うには、一定レベルの水圧が必要です。水圧が弱いと清潔に便器を洗浄できません。

集合住宅や古い住宅に住むときは水圧が低下しやすいので注意してください。水圧が低下して何回も水が流れなくなる場合は、タンクレストイレの利用は避けるべきでしょう。

パーツや電気関連の不具合
リモコン類の電子機器の問題が発生している場合、正しく水が流れないアクシデントもあります。

また、タンクレストイレそのものがウォシュレットをスタンダードな設備として装着している電子機器なので、電気関連の不具合が発生する場合もあります。

電気関連の問題は修理中に感電のリスクがともなうので、修理業者に全部任せる方が安心でしょう。

加えて、細かいパーツが使われていることもあって作りが入り組んでいるので、作業のハードルが高いです。無理に自分だけで対処はせずに修理業者にきちんと修理してもらいましょう。

自分で手に負えない場合は業者に依頼

普通のトイレと比較して、外見もおしゃれで手軽そうに感じるかもしれませんが、タンクレストイレの内側の作りはかなり入り組んでいるのです。

したがって、初心者だと不具合原因を突き止めることも難しいです。

自分でチャレンジして失敗する場合もあるので、なるべく故障や問題を見つけた時点で修理業者にみてもらうのが得策で、スピーディーな上きちんと問題解消できます。

まとめ

最近のタンクレストイレの普及により、自宅でタンクレストイレを使用している方も増えているかもしれません。

一見、手入れが簡単そうに見えるタンクレストイレですが、故障した場合にはしっかりとした対処が必要になります。ぜひ今回の記事内容も参考にしながら落ち着いて対処してみてください。

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