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水のコラム

2021.12.05

シャワーのトラブル

お風呂の換気扇の掃除方法を紹介!

お風呂の換気扇の掃除を行わずにそのまま放置すると、ゴミやホコリが蓄積されて換気扇の性能や寿命に大きく影響します。

また汚れた換気扇を使い続けることで、お風呂全体にホコリやカビをまき散らすことにも。そこでこの記事では、お風呂の換気扇の掃除方法をご紹介していきます。

お風呂の換気扇を掃除しないとどうなる?

お風呂の換気扇の掃除を怠ると、どうなってしまうのでしょうか。

■お風呂中にカビが発生する
換気扇は空気を吸い込むときにホコリが溜まります。掃除をせずにずっと放置してしまうと、ホコリが原因で換気が上手くできず、風呂の湿気が外に排出されずにカビが発生しやすくなります。

また換気扇についたホコリにカビが付着し、その状態で換気扇を回すことでカビを風呂全体にまき散らすことになります。その結果、皮膚トラブルやアレルギーの原因にもなります。

■音がうるさく、故障の原因になる
換気扇の掃除を怠ると換気扇内部のファンに汚れが付着し、音がうるさくなったり異音がしたりします。その結果、故障の原因や寿命が短くなる可能性が高まります。

■ゴミやホコリが落ちてくる
換気扇を掃除しないと、換気扇から目に見えないレベルの小さなゴミやホコリ、雑菌やカビなどが浴槽や壁、床にも落ちてしまいます。

■電気代が高くなる
ゴミやホコリが溜まると換気効率が悪くなり、換気に時間がかかって電気代が高くなります。長い時間換気扇を回している家庭ほど、特に電気代に響いてきます。

お風呂の換気扇の掃除方法

換気扇の掃除方法について種類別に解説します。まずは換気扇を止め、ブレーカーを落とします。そしてマスクとゴム手袋を着用します。

■換気扇の化粧パネル(カバー)が外せるかどうかを確認する
換気扇のタイプはメーカーによってさまざまです。まずは化粧パネルを下に引き下げてみて、動くようであれば外せるタイプで、そうでなければ外せないタイプです。

■化粧パネルが外せないタイプの掃除方法
まず、化粧パネルが外せないタイプの掃除方法を解説します。

【手順】
1.側面からフィルターを引き出す
2.洗面所などに水を張り、フィルターを浸す
3.水で薄めた中性洗剤を5プッシュほどかける
4. 汚れを歯ブラシやスポンジで落とし、水で洗い流す
5. フィルターを乾かし元に戻す
6. 化粧パネルを掃除する

化粧パネルはまず乾拭きし、汚れがひどい場合は中性洗剤で汚れを拭き取り、水拭きをした後に乾拭を行います。化粧パネルが外せないタイプは内部まで掃除を行う必要はありません。

■化粧パネルが外せるタイプの掃除方法
次に、化粧パネルが外せるタイプの掃除方法を解説します。

【手順】
1.化粧パネルを下に引き下げる
2.針金を引き下げ、化粧パネルを取り外す
V字についている針金を親指と人差し指でつまみ、内側に押してその後、下に引き下げます。
3.シロッコファンを取り出す
シロッコファンを覆うように付いている円盤状のベルマウスを、ネジを回して取り外します。そしてシロッコファンを抑えながら、中心部のナットを回してシロッコファンを下に引き抜きます。
4.取り外した化粧パネルやシロッコファンを洗う
取り外した化粧パネルやシロッコファンを洗面シンクに入れ、完全に浸るくらいに水を張ります。そこに水で薄めた中性洗剤を5プッシュほど入れ、30分から1時間ほど放置します。
5.汚れが残っている部分をスポンジや歯ブラシでこする
6.各パーツを乾かす
7.本体を掃除する
本体に付着したゴミやホコリを、割りばしや掃除機などで取り除きます。
8.各パーツを取り付ける

■ブレーカーを戻し換気扇を回す
化粧パネルを掃除したら、ブレーカーを元に戻し換気扇を回します。

換気扇の掃除頻度はどのくらい?

換気扇の掃除を怠ると換気扇の性能を下げてしまったり、電気代が高くなったり、さまざまな不具合が生じます。これらの不具合を避けるためには、どのくらいの頻度で掃除を行えばよいのでしょうか。

■化粧パネルは週1回
換気扇カバーである化粧パネルの表面は、週に1回ほど掃除を行いましょう。化粧パネルの汚れをこまめに取り除くだけで、換気扇内部に汚れが溜まりにくくなります。

水で薄めた中性洗剤で拭きとり、その後水拭きをしてから乾拭きをします。

■内部は季節ごとに3か月に1回
換気扇の内部は3か月に1回程度、フィルターやシロッコファン、ドラムを掃除しましょう。

化粧パネルを取り外せないタイプはフィルターだけ、化粧パネルを取り外せるタイプはパーツを分解してシロッコファン、ドラムの掃除も行います。

まとめ

今回は、お風呂の換気扇の掃除方法について説明しました。換気扇の掃除を怠り、ゴミやホコリを溜めるとさまざまな不具合が起こります。

そうならないために、定期的に掃除を行ってください。掃除頻度の目安は換気扇の表面は週に1回、内部は3カ月に1回です。

ただメーカーごとにさまざまな換気扇の種類があり、掃除方法や頻度も違います。そのため必ず事前に取扱説明書を確認した上で、掃除を行いましょう。

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