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水のコラム

2021.08.13

給湯器のトラブル

マンションの給湯器で水漏れトラブル発生!注意点と対処法を解説



給湯器を設置してから年数が経過すると、各種トラブルリスクも上昇していきます。中でも多いのが、「水漏れ」によるトラブルです。放置せず、適切に対処しましょう。今回は、マンションで給湯器水漏れトラブルに遭遇した方のために、集合住宅ならではの注意点を解説します。給湯器の故障が疑われる場合、いったいどうすれば良いのでしょうか?

給湯器の水漏れ…マンションならではの注意点は?

給湯器からの水漏れは、放置するのが危険なトラブルです。「水抜き栓からポタポタと水が落ちている」という場合は、給湯器の自然な作用で心配はありません。しかしそれ以外の、「給湯器本体から水が出ている」「配管のつなぎ目部分からポタポタと水が出ている」といった場合には、できるだけ早急に対処する必要があるでしょう。

ガス給湯器からの水漏れを放置すると、不完全燃焼を起こし一酸化炭素中毒の原因になってしまう可能性があります。また内部の電気系統に被害が及べば、ショートしたり漏電したりするケースも。もちろん、水道代も高騰してしまうでしょう。それ以外に、マンションならではの注意点としては、階下への水漏れ被害が挙げられます。

「ポタポタと水が落ちている程度だから、それほど害はないだろう」と考えるのは、非常に危険です。水漏れが長期に渡れば、水によるダメージは着実に蓄積していってしまいます。また今は軽度の水漏れでも、ずっとそのままとは限りません。

給湯器からの水漏れトラブルでは、「最初は少量の水漏れだったけれど、突然大量の水が噴き出した」というケースもあります。マンション内で一気に大量の水が漏れ出したら、非常に大きな損害になってしまいます。階下のお宅からの損害賠償請求を受けないためにも、できるだけ素早い対処を心掛けましょう。

まずは応急処置をしよう

マンションなどの集合住宅で給湯器からの水漏れトラブルに遭遇した場合、まず実施したいのが応急処置です。以下の手順を参考にしてみてください。

1.給湯器の電源をオフにする
2.給湯器本体のどの部分から水漏れしているのか確認する
3.止水栓を閉める
4.ガス栓を閉める
5.給湯器の電源を落とす

給湯器の電源は、室内のリモコンを操作することでオフにできます。家の中で給湯器を使えない状態にしたら、給湯器本体の様子を調べておきましょう。給湯器のどの部分からどんな風に水漏れしているのかがわかれば、修理相談や依頼の際にも、情報を詳しく伝えられます。

その後、水道代高騰を防ぐために止水栓を閉め、安全性確保のためにガス栓を閉めてください。給湯器の電源は、給湯器内部に設置されているスイッチを切ればOKです。スイッチが見当たらない場合は、コンセントを抜いて対処しましょう。

悩みがちなのは給湯器の止水栓の位置ですが、説明書を確認してみるのがおすすめです。「どうしても場所がわからない」「一刻も早く水を止めたい」という場合には、水道の元栓を閉めて対応しましょう。元栓を閉めれば、家じゅう全ての水道が使えなくなってしまいますが、給湯器からの水漏れもストップできます。水が止まったところで、あらためて止水栓に付いてチェックしてみれば、落ち着いて対処できるのではないでしょうか。

賃貸なら大家さん・管理会社に連絡を

応急処置を終えても、まだ油断は禁物です。応急処置によって、とりあえず水漏れは止まりましたが、これで給湯器が直ったわけではありません。またこのままでは、家の中でお湯が使えない状態が続いてしまいます。

応急処置を終えたあとの流れは、今住んでいる住宅が、賃貸なのか分譲なのかによって違ってきます。賃貸の場合、給湯器の持ち主は大家さんとなり、居住人が勝手に修理したり交換したりすることはできません。勝手に作業してしまうと、あとでトラブルになりますから、まずは一度大家さんもしくは管理会社に連絡を入れましょう。修理や交換について案内してもらえます。

誰が修理・交換費用を支払うのかは、契約条件や故障時の状況によっても変わってきますので、事前に確認するのがおすすめです。分譲マンションにお住まいの場合、給湯器は自分の持ち物で、自由に修理・交換可能です。

どこに修理を依頼するのか、自分で選んで決定しましょう。ただしマンションの場合、給湯器を設置できるスペースが限られているケースも。修理業者と相談しながら、修理、もしくは交換について、話を進めていくのがおすすめです。

自分で修理業者を手配する場合、もちろん修理費用は自分で負担することになります。もし、「給湯器の保証期間内である」「設置からそれほど時間が経過していない」という状況であれば、メーカーや設置業者に連絡しましょう。補償での無償修理・無償交換を受けられる可能性があります。

給湯器の水漏れ、相談先で悩んだら?

マンションで給湯器の水漏れトラブルに遭遇したら、まずは落ち着いて応急処置を済ませましょう。漏れ出す水の量を最小限に抑えることが、被害を広げないためのコツとなります。応急処置を終えてから、修理・交換についての相談先を決定しましょう。

神戸市や芦屋市、伊丹市、豊岡市、西宮市、宝塚市、三田市、高砂市など、兵庫県内の水漏れトラブルなら、ひょうご水道職人にお問い合わせください。給湯器周りの水漏れトラブルにも、スピーディーに対応いたします。専門知識・スキルを有するプロに、安心してお任せください。

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