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水のコラム

2023.03.01

水回り

アパートが水浸しに!落ち着いて原因を見つけて対処しよう

アパートなどの集合住宅にあるトラブルのひとつが、水漏れです。被害者になっても、加害者になっても大変なトラブルですが、落ち着いて対処しないとかえって問題を増やしてしまう可能性があります。

いざというときに適切な対応を取るには、あらかじめ対処法を知っておくことが重要です。この記事では、水漏れの原因やその対処法を解説します。いざというときの備えとして、覚えておきましょう。

水漏れの主な原因

水漏れトラブルは、主にふたつの原因により引き起こされます。トラブル対処には原因解明も含まれています。原因を知っていれば、発生個所の特定もやりやすくなるため、覚えておきましょう。

住人による過失
よくあるのが、専有部分の配管トラブルによる漏水や、水周りの止め忘れです。配管の詰まりや洗濯機のホース外れなどにより大量の水が出て、下の階まで影響を与えることがあります。

排水管や水を使う設備全般で起こります。自分が加害者にならないためには、普段から配管のメンテナンスを行い、止め忘れに注意することが大切です。

被害者になった場合、アパートをはじめとした集合住宅は水周りの配置が似ているため、間取りから原因を推察できます。いきなりトラブルに遭遇するとビックリしてしまいがちですが、落ち着いてどこから漏れているのかの予測をつけましょう。

配管などの住宅機能の劣化
古いアパートだと、給排水管が劣化し、そこから水漏れすることがあります。また、建物自体が古いと壁や天井から雨が入り、水漏れのような状態になることも多いです。

このような場合、水漏れは床や壁の中で起きているため、被害を受けていない住人は気がつけません。水漏れが起きているので上の階の住人に確認したら、気が付いていなかった場合は、住宅の中にある機能が問題である可能性が高いです。

また、窓側の壁など、明らかに配管が入っていない場所で水漏れが起きた場合も、住宅機能の劣化が考えられます。

水漏れなどに気が付いたときの対処法

水漏れに気が付いたら、すぐに応急処置などの対処をしましょう。集合住宅は管理している人がいるため、そこに連絡するのも重要です。水漏れに気が付いたときの対処法を身に付けましょう。

被害の原因と規模を把握する
まず、被害の原因と規模を把握しましょう。どこから水が漏れているのかが分かれば、原因をある程度特定できます。あわせて、どれくらい被害を受けているのかをチェックしてください。

具体的には、天井・壁・床・家具家電にどれだけ栄養を受けたかを記録します。写真や動画で被害を受けている状況を撮影しておくと、被害状況を把握する際に便利です。メモだけでなく、一目でわかる資料も用意しましょう。

被害が広まらないように応急処置をする
被害状況を把握したら、被害を広げないために応急処置をします。被害者の場合は、水漏れしている場所にある家具を移動するなどの処置を取ります。移動できないものは、ビニールをかぶせておきましょう。

ときに家電が濡れることがありますが、このときは絶対に家電に触れてはなりません。感電する可能性があります。水漏れで家電が濡れたら、その家電が置いてある部屋のブレーカーを落としておきましょう。

自分が加害者になったときは、直ちに水が出ないよう処置します。蛇口を閉める・稼働中の家電を止めるなどの対応をしてください。蛇口や配管が故障しているために水が止まらない場合は、止水栓や水道の元栓を閉めて対応します。

どちらの場合も、床などが濡れているならふき取っておきましょう。そのまま放置するとカビなどの原因になるため不衛生です。換気もして別のトラブルを招かないよう対策してください。被害の広まりが落ち着いたら、次の段階へ進みます。

住宅を管理しているところへ連絡して指示を仰ぐ
アパートは大家さんや管理会社が管理しています。応急処置を終えたら、すぐに部屋を管理しているところへ水漏れが起きている旨を連絡しましょう。これは、被害者・加害者共通です。

水漏れの原因や被害状況、応急処置をしていることなどを伝え、どうしたらよいか指示を仰いでください。多くの場合、加入している火災保険の会社へ連絡するよう指示されます。そのほかにも連絡すべきところや実施する作業がある場合は、その内容をメモしておきましょう。

火災保険の保険会社へ連絡する
管理しているところへの連絡を終えたら、加入している火災保険を管理している会社へ連絡します。水漏れが起きた旨を伝え、自分の加入している保険が使えるかの確認をしてください。

火災保険にはさまざまな特約があります。その中には、部屋の設備が故障したときに無料で修理してくれる特約もあります。加入している保険にそのようなものがあれば、特約を使って修理対応するよう管理者や保険会社から言われることもあるので、覚えておきましょう。

必要であれば水道業者や電気会社などに連絡する
水漏れなどの修理は、管理者や保険会社と契約している専用業者を使う場合が多いです。しかし、状況により、自分で業者を探して依頼してほしいといわれることもあります。このような場合は、業者を探して連絡しましょう。

水漏れで家電に被害が出ている場合、漏電の危険があります。水道業者だけでなく、家電を扱う業者や電気会社にも連絡しましょう。状況に応じて必要な業者を選択し、依頼してください。

アパートを水浸しにしてしまった場合の修理費はどれくらい?

アパートを水浸しにした場合の被害は状況により大きく変わります。一見軽度に見える水漏れでも、建物の基礎部分に影響を与えていると、修理費も大きくなります。

具体的には、設備の部品交換・修理程度なら1~3万円前後で済みますが、天井・壁・床に影響が出ていれば、数万~数十万の金額になることも多いです。建物の基礎に大きな影響を与えて、立て直しの事態にまで発展すれば、当然被害額もその分大きくなります。

水漏れなどのトラブルの修理額は、完全にケースバイケースのため、明確な目安はほとんどありません。最悪の事態を起こさないためにも、普段からトラブルを防ぐための対策を講じましょう。

水浸しになった部屋の修復費用は火災保険を利用する

場合によりかなりの被害額になる水漏れトラブルですが、多くの場合火災保険をはじめとした損害保険で対応します。修理費や賠償の際に使える保険を解説しますので、対応にお役立てください。

被害者の場合は火災保険が活用できる可能性がある
火災保険の中には、水漏れなどの被害に対応できるものや、特約があります。保険商品ごとに条件が違うため、活用の際はご注意ください。保険会社に連絡する時点で、活用できるか確認しておきましょう。

水浸しの状態になったときに火災保険を使う場合、自分自身の過失である場合は使えないものが多いです。火災保険は主に水漏れ被害にあったときに活用できる可能性があるものとして考えておきましょう。

加害者の場合は損害保険の個人賠償責任保険を使う
では、加害者になってしまったときはどうすればよいのでしょうか。水漏れの加害者になってしまったときは、個人賠償責任保険を使います。これは、自分の責任で相手の財産や体に損害を与えたとき、修理や賠償にかかる費用を補償してくれる保険です。

賠償額が高額になっても、個人賠償責任保険に加入していれば自分の財産から支払わずに済みます。個人賠償責任保険は、火災保険や自転車保険などにつけられていることが多い保険でもあります。何らかの損害保険に加入しているなら、保険が使えないか問い合わせてみましょう。

住人や管理者とトラブルになりそうなときは弁護士の力も借りよう

水漏れトラブルは、正しい対応をすればトラブルにつながることはほとんどありません。しかし、まれに加害者・被害者となった部屋の住人や、アパートを管理している管理者とトラブルになることもあります。

このような場合は、すべて自分で対応しようとせずに、弁護士などのプロの力を借りましょう。自分だけで対応しようとしてトラブルがこじれてしまうこともあります。水漏れ修理のときと同じように、困ったときはすぐにプロの力を借りるようにしてください。

まとめ

アパートが水浸しになると、焦ってしまいがちです。水漏れの被害は複数の処理をこなさなくてはならないため、焦ったまま行動してはかえって事態を悪化させかねません。まずは落ち着いて、被害状況を確認するところから始めましょう。

その後は管理者やプロの手を借りながら対応すれば、スムーズに問題を解決できます。自分だけで済ませるのではなく、積極的に助けを求めながら対応してください。

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