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水のコラム

2025.01.15

その他

阪神・淡路大震災から30年~地震の防災対策を見直そう~【水道職人:公式】


2025年1月17日で阪神・淡路大震災から30年になりますね。
1月14日に日向灘(ひゅうがなだ)を震源地とした地震が発生し、時期も相まって阪神・淡路大震災を彷彿とした兵庫県民の方もいるのではないでしょうか。
 
毎年1月17日が近付くと、兵庫県では阪神・淡路大震災に関することをテレビで見かけることが増えます。
あれから30年が経ちますが、被災したときに起こる数々のトラブルへの対策は当時と状況がほとんど変わっていません。
南海トラフ地震への心構えとして、今このタイミングで改めて防災対策を見直しましょう。
 
今回は、地震の防災対策についてご紹介します。
 

飲食物の備蓄は3日分必要


飲料水や食べ物といった生命維持に関わる備蓄は、3日分必要だと言われていますが、なぜ3日分か疑問に思ったことがある方もいるでしょう。
 
3日分の理由は、救命活動の現場では、災害直後の72時間が人命救助のデッドラインだと言われていることが挙げられます。
この72時間は、「72時間の壁」や「黄金の72時間」とも呼ばれています。
地震で建物が倒壊して身動きが取れなくなったときや、建物の中に閉じ込められたときは、72時間を生き延びるための準備が必要なのです。
 
また水道や電気、ガスといったライフラインの復旧には3日〜1週間程度かかります。
ライフラインが止まると飲食ができなくなるため、ライフラインが止まったときのことを考えて準備しましょう。
 
なお、水道水は常温で約3日保存が可能です。
ミネラルウォーターの準備がないときや足りないときは、空のペットボトルに水道水を汲み、冷暗所で保存しましょう。
気温が高い場所に保存すると、腐る速度が早まるため注意が必要です。
 
兵庫県では、72時間を生き延びるためのガイドラインを掲載しています。
どのような物を備蓄しておけば良いか分からないときは、兵庫県のホームページを参考にしてみてください。
 
参考:【防災の実践2:備える】災害時に役立つ食糧の備え・室内安全 災害発生時72時間生き延びるために┃兵庫県
 

お風呂場に水をためる


地震が発生したらお風呂場の浴槽にたっぷりと水をためましょう。
地震で水道や電気が止まると、水道が使えなくなります。
トイレや汚れを落としたいときなどに使える水を準備しておくことで、衛生面での不安が少なく過ごせます。
 
なお、浴槽にためた水は飲食には適しません。
飲食に使うためのコップやお皿を洗うために使うときは、最後にパストリーゼなどの口に入れても問題がないアルコールで消毒した方が良いでしょう。
 
また浴槽に水をためていても、排水管の破損などで排水設備が使えないときは、排水口に水を流さないようにしましょう。
正常に排水されていかず、逆流する恐れがあります。
 

非常用トイレを準備する


地震で水道や電気が止まったときに最も困る問題は、トイレではないでしょうか。
トイレは生理現象のため、自分で制御できません。
またトイレの回数を減らすために飲食の回数や量を減らすと、栄養面が足りなくなります。
災害現場では栄養が足りないことで生存率が低くなることがあるため、しっかりと食べて飲むことが必要です。
 
「非常用トイレ」や「災害用トイレ」などの名称で、凝固剤と汚物袋がセットになった物が多数販売されています。
凝固剤と汚物袋があれば、トイレの中に袋を入れてから使うことで、トイレを汚さずに使えて衛生面を保てます。
凝固剤や汚物袋といった非常用トイレを準備しておきましょう。
 
なお、水道や電気が止まっているときにトイレを直接使うことは厳禁です。
排泄物を流せないため、トイレの中に残り続けます。
次にトイレを使うときもその次にトイレを使うときも、残ったままの排泄物の上にさらに乗せる形になるため、いずれはトイレからあふれ出します。
ずっと排泄物が残っていることにより悪臭も発生し、衛生環境が著しく損なわれ、トイレへのストレスも増すでしょう。
ご自宅のトイレも避難所のトイレも、必ず袋を二重に入れてから使うようにし、トイレを使い終えたら、汚物袋の中に凝固剤を入れるようにしてください。
 
関連記事:凝固剤を排水口に流すのはNG!ごみとして捨てましょう【水道職人:公式】
関連記事:簡易トイレがあれば災害時も安心!簡単にできる簡易トイレの作成方法【水道職人:公式】
 

家具・家電製品の固定


地震ではタンスや本棚、テレビなど、家具や家電製品が倒れてきたり落ちてきたりします。
転倒対策として固定しておいた方が良いでしょう。
 
家具や家電製品の固定に使う製品は、ホームセンターや通信販売、100円均一などで手に入ります。
家具や家電製品によって固定に使う物が異なるため、使う場所に適した物を購入しましょう。
 
なお、家具の固定には穴を開けるタイプの物があります。
賃貸物件でこのタイプを使うと、退去時に原状回復費用が発生するケースがあります。
固定のための製品を購入する前に、使い方について確認しておくことがおすすめです。
 

現金の準備


電子マネーでの決済やクレジットカードでの決済が定番の支払方法となっている方が多く見受けられます。
電子マネーもクレジットカードも非常に便利な支払方法ですが、地震で電気が止まるとどちらも使えません。
現金を準備しておくようにしましょう。
 
現金を準備するときは、千円札や小銭を潤沢に準備しておくことがおすすめです。
水道や電気、ガスが止まっていても、お店では買い物できることがあります。
しかし、お店にある釣銭の準備だけでは、釣銭が足りずに対応しきれないこともあるのです。
千円札や小銭を準備しておくことで買い物がしやすくなります。
 
また小銭は公衆電話でも使えます。
公衆電話を見かけることはあまりありませんが、今でも設置されている場所はあるのです。
公衆電話と小銭があれば、スマホが使えない状態でもご家族や親族と連絡が取れます。
 
なおスマホを使って生活していると、番号を覚えていないということがあります。
ご家族の連絡先など、非常時に連絡を取る必要がある方の連絡先は、紙に書きだして持っておくことがおすすめです。
 

カセットコンロ・ガンボンベの準備


カセットコンロとガスボンベがあれば、ガスが止まっても温かい物が食べられます。
オール電化の住宅や、IHコンロを使っている住宅では、電気が止まればコンロも使えません。
どのような設備の住宅にお住まいの場合でも、カセットコンロとガスボンベは必須で準備しておきましょう。
 
ガスボンベの数が足りないかもしれないという不安があるときは、固形燃料で調理できる鍋なども準備しておくと安心です。
このときは固形燃料に火を点けるために、ライターやチャッカマンも準備しましょう。
 

ラップや使い捨てのカトラリーなど


ラップや紙皿、紙コップ、割り箸、使い捨てのフォークなどがあると、汚れたお皿などの洗い物が出ないため衛生面の確保ができます。
 
地震でお皿が割れていないときは、使うときにラップをお皿に敷いてから料理を乗せてください。
コップはズレてしまって難しいため、紙コップを使う方が良いでしょう。
お箸やフォーク、スプーンもコップと同様にラップを巻いて使うことは難しいため、使い捨てできる物を準備してください。
 
地震で食器棚が転倒したり、食器だけが飛び出して割れてしまったりすることがあります。
この場合はお皿などが使えなくなるため、割れたときの対策としても、割り箸や紙皿などを準備しておくことがおすすめです。
 

懐中電灯やモバイルバッテリー


懐中電灯やモバイルバッテリーも準備するようにしましょう。
 
地震は日が昇ってからではなく、深夜の暗い時間帯に発生することがあります。
光源がないと避難が困難になるため、懐中電灯は必須です。
地震ではさまざまな物が落下し、足をケガしやすい状況にあります。
足元をしっかりと照らし、危険物がないかを確認してから進むようにしましょう。
 
またスマホやラジオを使うために、モバイルバッテリーの準備もしておいた方が良いでしょう。
地震では情報を得ることや、SOSを発信することが必要です。
そのためにも、スマホやラジオは使える状態にしておいた方が良いのです。
 

その他に必要な物


生理用品や常用薬、離乳食など、必要な物がそれぞれに異なります。
チェックリストを作成し、必要な物を適宜準備しておきましょう。
 
ライフステージが変化すると必要な物も変わります。
ライフステージの変化に伴い、必要だと感じる物を入れ替えしてください。
とくに小さなお子様がいるご家庭や、ペットを迎えたご家庭では、必要な物が大きく変化することがあります。
必ず見直すようにしましょう。
 

地震による水まわりのトラブルはひょうご水道職人へ!


地震による水まわりのトラブルは、ひょうご水道職人にお任せください!
 
地震では水まわり設備の破損や水漏れ、排水のつまりといったさまざまなトラブルが発生します。
とくに水道管や排水管は埋設されていることもあり、地震の影響を受けやすい設備です。
地震後に水道管や排水管が破裂することも珍しくありません。
 
地震後に水まわり設備に違和感を覚えたときは、ひょうご水道職人にご連絡ください!
そのまま放置して使い続けると、水道水に異物が混ざったり、排水の逆流が起こる可能性があります。
早急に対処することで、水道や排水を安心して使えます。

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