水のコラム
2021.05.10
トイレのトラブル
ロータンクからの水漏れはまず部品をチェック!水漏れは自分でも直せる?
トイレのロータンクからの水漏れは、原因がロータンクのどにあるのかによって対処法が変わってきます。部品の交換だけなら自分でもできる場合があるので、一度確認してみるのも良いかもしれません。ただし、作業に自信がないという方は、無理せずプロの水道修理業者に任せるのがおすすめです。今回はロータンクからの水漏れの際の、部品のチェック方法について紹介します。
ロータンクの水漏れかな?と思ったら部品をチェック
ロータンクの水漏れかな?と思ったら部品をチェックしましょう。ロータンク内にはさまざまな部品があり、どれか1つの故障でも水漏れが起こります。ロータンクにはどのような部品があるのかを知っておくと、万が一のときに速やかに水漏れの原因を特定できますよ。
・ボールタップのチェックポイント
ボールタップのチェックポイントは、止水弁です。ボールタップとは、ロータンク内にある部品で、配水管からの水を出したり止めたりします。ボールタップの先端には浮き球が付いていて、水位が上昇すると浮き球も上昇し、ボールタップの止水弁が働いて水を止めます。
故障をチェックするときは浮き球を持ち上げてみましょう。浮き球を持ち上げて水が漏れる場合には、ボールタップの止水弁が故障の原因です。
・オーバーフロー管のチェックポイント
オーバーフロー管のチェックポイントは、ひび割れです。オーバーフロー管とは、標準水位の線がプリントされている部品で、ロータンク内の水量が目視できるようになっています。
標準水位よりもロータンクの水位が高かったり低かったりすると、不具合が生じていると分かります。水が便器内に漏れているときは、オーバーフロー管にひびが入っていないかをチェックしましょう。
・浮き球のチェックポイント
浮き球のチェックポイントは、欠けやひび割れです。ボールタップと連動している部品なので、浮き球が故障していると水漏れが起こります。浮き球に欠けやひび割れが生じて、浮き球が浮かずに止水弁で水を止められないことがあるので、しっかりと確認をしましょう。
・フロートバルブのチェックポイント
フロートバルブのチェックポイントは、鎖のねじれと劣化です。フロートバルブとは、ロータンクの底にあるゴム栓のことで、トイレのレバーと鎖で繋がっています。レバーを回すとフロートバルブが外れ、便器内に水が流れる仕組みです。フロートバルブの鎖がねじれていたり、劣化していたりすると、便器内に水が漏れ出てしまいます。
ロータンクの水漏れの症状別の原因とは
ロータンクの水漏れの主な症状は、「給水が止まらない」「便器に水が流れる」などで、故障した部品によって水漏れの症状が異なります。水漏れの症状別の原因を知っておくと、万が一のときに焦らず対処することができますよ。
・給水が止まらない
ロータンク内で給水が止まらない場合は、ボールタップまたは浮き球のどちらかが故障していると考えられます。浮き球を持ち上げても水が漏れる場合はボールタップ、浮き球を持ち上げて水漏れが止まった場合には浮き球が故障しています。その場合は新しい部品と交換してください。
・便器に水が流れ続ける
便器に水が流れ続ける場合、フロートバルブ、またはオーバーフロー管のどちらかが故障している可能性があります。フロートバルブが劣化していたり、オーバーフロー管にひびが入っていたりする場合には、新しい部品に交換が必要です。
ロータンクの水漏れは自分で直せる?
ロータンクの水漏れは、パーツ交換をすれば直ることも多いので、基本的に自分で直せます。しかし、自分で修理をするのが不安な方は、無理せずに水道業者に頼みましょう。
・パーツ交換で直ることも多い
ロータンクの水漏れは、パーツ交換で直ることも多いです。部品を同じメーカーから取り寄せて、自分で直すこともできます。自分で直す場合は、作業中に水が吹き出さないように、必ず止水栓を閉めてから作業してください。
・自信がないならプロに任せよう
ロータンクの水漏れの修理に自信がない場合はプロに任せましょう。ロータンクの水漏れ修理は、基本的に自分でできる作業ですが、知識がないまま修理をしてしまうと違うところを傷つけてしまい、水漏れがひどくなる可能性もあります。
まとめ
ロータンクの水漏れに気付いたらまずは、部品の故障を疑いましょう。故障している部品が特定できたら、自分で新しい部品と交換することが可能です。もし作業に不安がある場合は、水道修理業者に連絡をするのがおすすめです。兵庫県でのトイレの水漏れでお困りの場合は弊社にお任せください!
対象地域
・神戸市
・姫路市
・西宮市
・尼崎市
・明石市
その他市町でも兵庫県内全域に年中無休、お電話一本で駆けつけます。兵庫県でトイレの水漏れでお困りの際には、ぜひ弊社にご連絡ください!