水のコラム
2021.03.22
台所のトラブル
キッチンの水回りトラブルは放置せずに適切な対処法を
キッチンでよく見られる水のトラブル
毎日のように使うキッチンのシンク台では、水のお困りごとも少なくはありません。目立つトラブルは、やはり水道蛇口からの水漏れです。ポタポタと水が落ちてきて、音も気になるし水が勿体ないと嘆く主婦も見られます。水漏れがひどくなると、床部分まで水が溜まってしまい掃除の手間もかかります。カビや腐食の原因にもなるので、早いうちに手を打たなくてはなりません。
また水道から出る水がなぜだか白くて不安だという声もあります。キッチンの水道水を飲む人もいるので、色や臭いに違和感があると不安を覚えるものです。キッチンまわりは水のトラブルが多い箇所である反面、自身でいろいろと対処したくてもうまくいかない可能性が出てきます。料理や洗い物をする場所なので、早く直らないことには困ることでしょう。
白い水の原因
台所の水道蛇口からの水やお湯が白く濁っていることがあります。濁りの原因はいくつか考えられますが、状況を見て判断することが大切です。冬場にお湯が白く濁るのは、気泡が関係しているケースがよく見られます。
水中の空気の温度が上がると急激に水道管内で膨張することにより、こうした濁りが生じます。非常に細かい泡の発生が白い水の濁りに見えるのです。この状態は、短期間であれば対して問題はありません。水も飲んで大丈夫ですし、水道自体を直す必要もないでしょう。
しかしながら白い水の濁りがあまりにも続くようであれば厄介です。考えられるのは、水道管の老朽化です。水道管が錆びたり管まわりに汚れやカビなどが付着したりすることで、水にさまざまな老廃物や身体に良くないものが混じります。亜鉛や鉄が溶け出している場合には、それを大量に飲み続けることは身体にとってアレルギーや不調の原因になり得ます。臭いがすることもあるので、早めに水道管自体の交換作業が必要になるでしょう。
水が赤褐色に濁る際は、水道管工事などが行われていることが多いです。現場での泥などが水道の水に一時的に混じってしまうのです。ほとんどの場合は、工事中は断水指示が出るはずですが、工事が終わって時間が経ってもまだなお赤褐色の水が出る場合は管理会社に問い合わせてみましょう。これは水道の故障とは異なるケースが多いです。
水漏れの対処法
キッチンのトラブルとして、水道から水漏れがしているケースもよく見られます。水漏れは、放置しておくとどんどんひどくなり床下浸水してしまうこともあるので要注意です。マンションなどの集合住宅では、下の住居者に迷惑をかける可能性もあります。
水漏れの原因もいろいろありますが、中古住宅で多いのは水栓蛇口の老朽化です。蛇口本体のカートリッジやパッキンが古くなり交換が必要となっている可能性もあるでしょう。自身で修理するには、まずは水栓のタイプを確認することから始めたいものです。水栓蛇口には、大きく分けるとレバー式水栓とハンドル式水栓の2種類に分かれます。
ハンドル式タイプは、左右に水とお湯が出るハンドルに分かれているタイプのものです。構造がそこまで複雑ではないので、ホームセンターなどで購入した水栓と交換作業をすることもできなくありません。多くの場合は、ハンドルの下部分から水漏れしており、ナットを締め直せば直ることもあります。また結合部分のパッキンを交換することで、水が漏れなくなるケースも見られます。パッキンのサイズだけ間違わないように交換することが大切です。
一方レバー式水栓においては、構造がやや複雑です。レバーは左右上下に動き、水の量やお湯とのチェンジができるようになっています。左右上下に動かすためにレバーの下にスペースができますが、その部分からの水漏れが多いでしょう。バルブカートリッジの交換のみで済めば良いのですが、中には本体自体が古くなっていることもあります。
レバー式水栓の蛇口本体交換は、素人ではなかなか難しいかもしれません。さらに水漏れが、蛇口と給水管の接続部分から生じていることもあります。この場合は蛇口交換するだけでは直らないでしょう。見えないシンク下の部分まで原因を追及して手を施す必要があります。素人ではその辺りの判断や対応もできないことがほとんどです。
困ったときはひょうご水道職人へ
自分で直そうとしても、無理をすると余計に状態が悪化してしまうときもあります。特に水道の水漏れの原因が解明できないときや、レバー式のような難しいタイプの水栓蛇口の場合には、プロに見てもらうことが賢明です。ひょうご水道職人は、神戸市をはじめ宝塚市や尼崎市、伊丹市や西宮市など兵庫県全般地域にてさまざまな水回りのお悩みを解決している会社です。
キッチンの水漏れトラブルはもちろんのこと、トイレや洗面所などで発生した問題をプロの力で直します。知識と技術で適切な修理対応が可能です。水回りのことで何か困ったときは、早めにひょうご水道職人に相談すると安心です。