水のコラム
2024.08.28
洗濯機のお掃除
洗濯機のまわりが臭い!?臭いの原因とは【矢野】
こんにちは、水道職人の矢野です。
洗濯機の周りから下水のような臭いや異臭を感じ取ったことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
洗濯機の周りで臭いがするときは、排水口や洗濯機の中に、原因があることがほとんどです。
洗濯機の設置スペースが洗面所にあるご家庭も多く、臭いは洗濯機を使用するときだけではなく、洗面所を使用するときにもストレスになるでしょう。
今回はなぜ洗濯機の周りが臭うのかについてや、臭いの解決策などについてご紹介します。
目次
洗濯機のまわりはなぜ臭う?
洗濯機には排水口があり、キッチンやお風呂場の排水口のように定期的な掃除を行う必要があるのです。
また、洗濯機の中に長時間洗濯物を入れたままにしていることにより、雑菌が繁殖し臭いの原因となっていることがあります。
排水口が臭う理由
洗濯機の排水口を見ると、ピンク色のカビのようなロドトルラが付着していることや、黒カビが発生していること、ホコリなどのごみが溜まっていることがあります。
これは定期的な掃除ができていない証左のため、掃除を行うことで排水口からの臭いを予防することができるでしょう。
また、洗濯機の排水口は洗濯機から流れてくる排水を受けるため、排水口まわりは常に湿気た環境であることが多く、ごみがヘドロになってしまうことがあります。
ごみやヘドロは排水口から排水管の中に排水と一緒に流れていき、つまりの原因となることもあるのです。
排水と一緒に流れていったごみなどは、排水口まわりや排水管に付着して、臭いを発します。
雑菌の繁殖
生臭い臭いやカビ臭いときは、洗濯機の中に雑菌が繁殖している可能性があります。
洗った後の洗濯物は水分を含んでいるため、雑菌が繁殖しやすい状態です。
これは室内干しなどで生乾きの洗濯物が臭くなるのと同じ原理だと考えると、わかりやすいかもしれません。
洗い終わった衣類をすぐに取り出すことで、洗濯機の中で雑菌が繁殖することを予防できるでしょう。
雑菌が繁殖する原因の一つに、お風呂の残り湯の使用が挙げられます。
洗濯物を洗濯機の中に放置していないのに雑菌が繁殖しているときは、お風呂の残り湯の使用を止めることで解決するケースがあります。
洗濯洗剤が原因のときも
洗濯洗剤には水量に合わせて、適切な使用量が設定されていることはご存じでしょうか。
洗濯洗剤のパッケージの裏に使用量についての記載があり、適量は洗濯洗剤によって異なるため、都度確認をするようにしましょう。
洗濯洗剤を多く入れることで洗濯物がよりきれいになると考えるかもしれませんが、水量に適さない量を投入することにより、洗剤カスが洗濯機の中に残ってしまうことがあるのです。
残った洗剤カスは臭いの原因となります。
また、香りが強い柔軟剤を使用している場合、柔軟剤の香りで鼻が刺激を受け臭いと感じるケースもあります。
臭いの解決策
臭いの解決策は臭いの原因によって異なるため、原因が特定できないときや、一つ試しても改善しないときは一つずつ試してみることで、臭いの改善に繋がる可能性があるでしょう。
排水口が原因のとき
下水のような臭いがしているときは、排水口が臭いの発生源であることが多いです。
この場合は排水口の掃除をしましょう。
ただし防水パンには種類があり、排水口の掃除がしにくいタイプもあります。
また、排水口の掃除をするためには、排水ホースと排水口を繋いでいる排水エルボの取り外しが必要となるため、ご自分で排水ホースを接続することに不安を覚える場合は、ひょうご水道職人などの水道修理業者に相談をした方が良いでしょう。
洗濯機の排水口の中には、排水トラップが付いていないタイプや、防水パンがなく配水管に直接排水ホースが取り付けられているタイプがあります。
このどちらかのタイプの場合は、下水の臭いが排水口から上がってきやすいです。
特に防水パンがないタイプは排水口の臭いを防ぐ方法がないため、ひょうご水道職人などの水道修理業者に、防水パンの設置ができないか相談をしてみることがおすすめです。
また、水道修理業者では排水トラップの設置も行うことができます。
関連記事:洗濯機の排水口を自分で掃除できない?掃除しないと発生するトラブルや掃除方法について紹介
雑菌が原因の場合
生臭い臭いやカビ臭い臭いがしているときは、洗濯機の洗濯槽の掃除をしてみてください。
洗濯槽の掃除には専用のクリーナーがあり、百円均一で購入することもできます。
洗濯槽の掃除をするときは、クリーナーの注意書きにしっかりと目を通してください。
洗濯機に洗濯槽クリーニングのコースがある場合は、利用することでより効果を高めることができるでしょう。
ただし、洗濯槽クリーニングコースは早い場合だと3時間程度で終了しますが、洗濯機の種類によっては12時間程かかる場合もあります。
その間洗濯機が使用できなくなるため、急ぎの洗濯物がないときに行ってください。
洗濯槽クリーナーは塩素系成分のため、掃除後は塩素の独特な臭いが洗濯機の中に残ります。
そのまま洗濯をしても衣類に臭いがうつることはありませんが、気になる場合は臭いが消えるまで洗濯機の蓋を開けておくなどしておいた方が良いでしょう。
また、洗濯槽を掃除した後も、洗濯機が湿った状態のままになると洗濯機の中で再度雑菌が繁殖してしまうので、洗濯機を使用するたびに蓋を開けて洗濯槽を乾燥させると、雑菌が繁殖することを予防できます。
洗濯槽の掃除は定期的に行うことがおすすめです。
洗面台が臭いの原因のことも
洗面台の排水が原因となって臭っているケースがあります。
洗面台の排水口には髪の毛や石鹸カスが流れ、配水管の中に蓄積していることがあります。
配水管の中に蓄積した髪の毛などは排水口のつまりの原因になるだけではなく、ヌメリが発生したり雑菌が発生することで、臭いを引き起こす原因にもなるのです。
洗濯機の排水口や洗濯槽に臭いの原因が見当たらないときは、洗面台の排水口掃除をすることで臭いが消えるでしょう。
それでも臭いが消えないときは、洗面台のキャビネットの扉を開けて、臭いがしないかの確認をしてください。
キャビネットの中に臭いが漂っている場合、排水設備の施工にトラブルが起きている可能性があります。
排水設備の施工トラブルが考えられるときは、ひょうご水道職人などの水道修理業者に連絡し、点検を依頼しましょう。
雨の日だけ臭う
雨の日だけ臭いを感じることがあります。
これは、雨の日は配管内に大量の水が入ることにより、排水が逆流することがあるためです。
排水が逆流することで配水管内の圧力のバランスが変わり、排水トラップの中にある、臭いが下水から上がってくることを防ぐための封水を巻き込んで排水されていきます。
封水がなくなることで下水から臭いが上がってきてしまうのです。
雨で排水の逆流が起きているときに洗濯機を使用すると、排水が正常に行われずに排水があふれ出してくることがあるため、雨が止むまで洗濯は控えた方が良いでしょう。
封水は長期間洗濯機を使用していないことにより、排水トラップの中が乾いてしまってなくなることもあります。
このときも封水がなくなることで臭いが下水から上がってくるため、コップなどで排水口に水を流し、封水を作ることで改善します。
洗濯機の排水口の臭い対策はひょうご水道職人にお任せください
洗濯機の排水口からの臭いや掃除、つまりでお困りの際は、ひょうご水道職人にご相談ください!
ひょうご水道職人では、洗濯機の排水口トラブルも承っております。
洗濯機の排水口は防水パンがあることにより、掃除がしにくく、臭いが発生しやすいです。
また、掃除がしにくいことによりつまりも発生しやすくしやすくなっています。
洗濯機の排水口には洗濯洗剤のカスや衣類から出る糸くずなど、ごみ取りネットで取り切れなかったものが流れていることがあります。
また、衣類に付着している髪の毛やペットの毛が排水口に流れていくこともあるのです。
排水と一緒に排水口に流れていったごみなどは排水管に付着し、つまりを起こす原因を作ります。
排水口の掃除をすることでつまりの予防ができますが、ご自分では掃除が難しいと感じることもあるでしょう。
洗濯機の排水口の掃除でお困りの方や、つまってしまってお困りの方は、ひょうご水道職人にいつでもお気軽にご依頼くださいませ。
ひょうご水道職人では、防水パンの設置や排水トラップなどの施工も行っています!
洗濯機の排水口まわりに手を加えることで臭いが改善することは多いため、施工に関するご相談もお待ちしております。
まとめ
洗濯機の排水口から臭いがしているときには原因があります。
臭いごとに改善方法が異なるため、臭いと感じたときは原因にあった改善方法を試してみてはいかがでしょうか。
ご自分でできる範囲のことをしても臭いが改善しない場合には、ひょうご水道職人などの水道修理業者に相談することで臭いが改善します。
洗濯機の排水口の臭い対応を行った結果、洗濯機の買い換えという話が出ることもあるでしょう。
洗濯機を買い換えるときは、新しく洗濯機を購入した販売店で古い洗濯機の引き取りを依頼できますが、ご家庭の状況によってその場で引き取りを依頼することが難しいこともあるでしょう。
洗濯機の引き取りのみを依頼したい場合は、家電引取協力店に依頼することで引き取ってもらえます。
兵庫県神戸市ではホームページ上で家電引取店の情報を公開しています。
参考:神戸市┃家電引取協力店