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水のコラム

2024.08.15

詰まりのトラブル

凝固剤を排水口に流すのはNG!ごみとして捨てましょう


非常用トイレで使えるトイレの凝固剤は、ごみとして捨てることが原則です。
しかし、それはトイレの水が流せないときだからだと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
それでは、平時であれば、凝固剤を使用した排泄物や凝固剤そのものを排水口に流せるのでしょうか?
その答えは「流さないでください」です。
 
今回は、凝固剤を排水口に流せない理由などについて解説していきます。
 

凝固剤を排水口に流すのは禁止


凝固剤は水分を固める働きがあるため、排水口に流すとつまりを引き起こす可能性があります。
 

凝固剤の主成分

非常用トイレなどで使用することができる凝固剤の主成分は、高分子ポリマーです。
 
高分子ポリマーとは、分子が一万個以上集まった高分子の固まりで、天然高分子と呼ばれるもの、合成高分子と呼ばれるもの、無機高分子と呼ばれるものがあります。
 
世の中に存在しているもののほとんどは分子の集まりからできているため、水が入っているペットボトルなどの人が作りだしたものは、合成高分子の扱いになるでしょう。
 
またポリマーという言葉自体が分子の集まりのことを指すため、高分子=ポリマーを表しており、高分子ポリマーは言葉が重複しているのです。
 
非常用トイレなどで使用する高分子ポリマーは、吸水性ポリマーと言われるもので、水分を吸水する働きが強く、オムツや猫砂、生理用品などに、水分を多分に含んだ排泄物を吸水するため利用されています。
 

吸水ポリマーは水分を含むと膨張する

非常用トイレでの凝固剤の使用方法を見ていると、実験として使用された水が固まったり、崩れたゼリー状になったりしているのを、目にしたことがあるのではないでしょうか。
 
凝固剤は粉ですが、主成分である吸水ポリマーは水気を含むと膨張し、水分を固めることができるのです。
 
凝固剤の吸水ポリマー以外の配合成分や、排泄物の状態によっては、一つの個体として固まらず、崩れたゼリーのような状態で固まることもあるでしょう。
 
水分を含むと膨張する働きをもつ凝固剤を排水口に流すと、排水管の中で固まり、つまりを起こします。
折角水道も排水も使用できるようになったのに、つまりで使用できなくなればまた元の不便な生活に逆戻りとなってしまうので、凝固剤が余ったからといって排水口に流すことはお控えください。
 
また凝固剤を使用した排泄物を流すことも、排水管のつまりに繋がるため、水道や排水が使用できるようになっても、ごみとして処分をしましょう。
ごみの収集再開目途が立っていないときや、再開が遅くなるときなど、排泄物をすぐに処理したい気持ちは分かりますが、ごみの収集が再開するまでご自宅で保管をしてください。
 
排泄物をごみとして出すときは、兵庫県の各自治体や、マンションごとに定めがあるケースがあるため、このときは従うようにしましょう。
 

吸収ポリマーは湿気で固まる

凝固剤の中には、個包装になっているもの以外に、大入り袋のような形で販売されているものもあります。
 
個包装の製品は使用のたびに封を切るため、湿気を気にしなくても問題ありませんが、大入り袋の場合、湿気に気を付けないと袋の中で凝固剤が固まってしまうというケースがあるでしょう。
 
大入り袋タイプの凝固剤を使用するときは、掬うスプーンなどに水気が付着しないように気を付け、封をしっかりと閉じ、念のため湿気が少ない場所で保管をしてください。
 

吸水性の土のうがある

吸水性ポリマーは、兵庫県神戸市に本社がある、株式会社 神戸メディケアで製造販売されている、吸水性簡易土のうにも使用されております。
 
吸水性簡易土のうとは水分を含むと膨張する土のうのことで、吸水前は400gと軽量で厚みもありませんが、吸水後は約20kgまで膨れます。
地方自治体などにも納品されている製品のため、その効果と信用性も抜群ではないでしょうか。
 
ご自宅が台風などで浸水することがあるエリアの場合、屋内への水の侵入を防ぐために、ご家庭で準備をしておいても良いかもしれません。
 
参考:株式会社 神戸メディケア┃吸水土のう エコクリーン
 

トイレ以外の排水でも凝固剤を使用しましょう


凝固剤というと非常用トイレ用というイメージが強いかもしれませんが、地震などの災害時に断水や排水が利用できなくなったときには、全ての排水口が使用できなくなります。
 
例えば歯磨きをした後のうがいの水や、カップラーメンの汁など、排水ができない状態のときに排水口に流すと、溜まっていき溢れ出してしまうでしょう。
また排水設備に問題がない場合でも、断水していて水が流せない状態のときに排水口に流すと、排水トラップを超えることができず蓄積し、悪臭や害虫を発生させる要因となります。
 
凝固剤は水気を含んだものを固める働きがあるため、トイレ以外でも使用することができるのです。
凝固剤には消臭剤も含まれており、カップラーメンの汁などに使用する場合、消臭効果も期待できるでしょう。
 
ただし、全ての凝固剤が排泄物以外に効果があるとは限らないため、購入した凝固剤の効果を確認するときに、カップラーメンの汁などを使用して試してみても良いかもしれません。
 
トイレ以外は新聞紙などを使用する予定の場合、臭い対策として別途防臭袋や消臭剤の準備をしておきましょう。
 
マンションなどの集合住宅にお住いの人は特に、排水管の設計上の都合で排水設備を使用できなくなる可能性があります。
マンションから使用禁止令が出ているときに排水管を使用すると、階下で汚水が逆流し、汚水による被害を与えてしまうことがあるのです。
 
戸建て住宅にお住いの人よりも、排水に関する対応機関が長引く可能性があるため、余裕をもった準備をしておきましょう。
 

凝固剤を流してつまったときはひょうご水道職人まで!


凝固剤を流してしまったり、凝固剤を使用した排泄物を流してしまったりして、排水口がつまったときは、ひょうご水道職人にお任せください!
 
ひょうご水道職人は地域密着型の水道メンテナンスサービスを提供しています。
ご相談をいただきましたら、最寄りのスタッフが最短30分で現場に駆けつけ、つまりトラブルをスピード解決します。
 
吸水ポリマーによるつまりは、ご自分で解消することはできず、自然に流れていくということはありません。
そのため、ひょうご水道職人などの水道修理業者に依頼をする必要があるのです。
 
ひょうご水道職人は明瞭会計です。
見積もりをお出しした後、お客様のご承諾をいただくまで作業を開始しません。
点検をしっかりと行い、原因を特定し解決策をご提案した後に見積もりを作成いたします。
 
つまりなど水まわりトラブルのご相談は、24時間受付・365日営業をしているひょうご水道職人まで、お気軽にお申し付けくださいませ。
 

まとめ

凝固剤には吸水性ポリマーが使用されています。
水分を固める強い働きを持つため、ご家庭の排水口に流すとつまりを引き起こし、取り除くためにはお金も時間もかかります。
 
どんなに処分が面倒だと感じても、ごみとして処分することでつまりの対策になるため、適切な処分を行ってください。
 
また凝固剤には使用期限が設けられています。
使用期限を過ぎた凝固剤は、吸水ポリマーが適切に働かない可能性があるため、新しく購入し備蓄品の入れ替えを行いましょう。

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