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水のコラム

2023.06.02

水回りのメンテナンス

水道工事の費用が高いのはどうして?理由と業者の選び方について解説

水漏れや詰まりが発生すると水道工事が必要になるケースがあります。

こうした場合、業者に対応を依頼する必要がありますが「水道工事の費用って高いの?」「業者の選び方が分からない」という方は少なくないでしょう。

そこでこの記事では、水道工事の費用や業者の選び方について解説していきます。

水道工事が必要になる状況について

まずは水道工事が必要になる状況について理解していきましょう。4つの状況に分けて工事が必要になるケースを解説していくためぜひ参考にしてください。

トイレ周りの水道工事
トイレ周りで水漏れや水圧の低下が起きた場合、水道工事が必要になる場合があります。そして水漏れがあるときは、水漏れ箇所を特定してパッキンや配管の交換などの修理が必要になるでしょう。

なお、水圧が低下している場合は水道管の清掃や交換、加えて水圧補強ポンプの設置が必要になるケースがあります。また、老朽化したトイレの交換に伴い、配管の移設や新しい配管の設置が必要になることもあります。

キッチン周りの水道工事
キッチン周りで水漏れや詰まり、または新しい水回り設備の設置が必要になる場合、水道工事が必要になる場合があります。そして、水漏れがある場合は配管の交換や修理が必要になるでしょう。なお、詰まりがある場合は、排水管の清掃や交換が必要になります。

また、新しい水回り設備の設置に伴い、水道管の移設や新しい配管の設置が必要になる場合もあります。キッチン周りの水道工事は生活に必要不可欠な場所であるため、早めの対処が必要です。

洗面所周りの水道工事
洗面所周りで水漏れや水圧の低下が起きた場合、水道工事が必要になる場合があります。そして水漏れがある場合は、トイレ周りの水道工事と同様に水漏れ箇所を特定してパッキンや配管の交換などの修理が必要になります。

また、洗面所のリフォームに伴い、配管の移設や新しい配管の設置が必要になる場合もあります。

バスルーム周りの水道工事
バスルーム周りで水漏れや詰まり、または新しい水回り設備の設置が必要になる場合、水道工事が必要になる場合があります。そして水漏れがある場合は、キッチン周りの水道工事と同様に配管の交換や修理が必要になるでしょう。

また、詰まりがある場合は排水管の清掃や交換が必要になります。加えて、新しい水回り設備の設置に伴って水道管の移設や新しい配管の設置が必要になる場合もあります。

なお、バスルーム周りの水道工事は湿度が高くカビの発生がしやすい場所であるため、早めの対処が必要です。

水道工事の費用相場

水道工事の費用相場は工事内容や地域によって異なりますが、一般的には以下のような価格帯がとなっています。

トイレ・洗面所・キッチン周りの水道工事
・蛇口の交換:1,000円~5,000円程度
・トイレ・シャワートイレの取り替え:10,000円~50,000円程度
・洗面所の水栓交換:5,000円~20,000円程度
・キッチンの水栓交換:5,000円~20,000円程度
・水漏れ修理:1,000円~20,000円程度
・水道管の清掃:5,000円~20,000円程度

バスルーム周りの水道工事
・シャワーヘッドの交換:3,000円~10,000円程度
・ユニットバスの交換:30,000円~100,000円程度
・浴槽の交換:50,000円~150,000円程度
・排水管の清掃:10,000円~30,000円程度
・浴室換気扇の設置:10,000円~20,000円程度

以上は一般的な目安であり、工事内容や地域、工事業者によって異なる場合があります。また、既存の設備や配管の状態によっても費用が変動するため、正確な見積もりを取ることが重要です。

なお、水道工事は生活に必要不可欠な設備のため、安全性や品質を重視して適正な価格で工事を行うことが大切です。

水道工事の費用はどうして高くなる?

水道工事は数万円から10万円あたりまで費用が膨らみがちです。費用が高くなる原因を理解しておけば見積もりをとった際に費用を削るための交渉がしやすくなります。

そこでこのトピックでは、費用が高くなる原因を4つ紹介するためぜひ参考にしてください。

道具のスペックが高い
水道工事には高度な技術と専用の道具が必要となるため、その道具のスペックが高いと費用が高くなる傾向があります。

例えば、水漏れの原因を探るためにカメラを使う場合は高性能なカメラを使用する必要があり、それに応じた料金が発生する可能性があります。また、水道管の交換には専用の工具や材料が必要となり、それらのコストが費用に反映される場合があります。

移動時間の問題
水道工事の場所が遠く移動に時間がかかる場合、工事費用が高くなるケースがあります。特に、遠方の場合は移動費用が膨らんで作業時間に対する効率が悪くなるため、作業単価が高くなる可能性が高いです。

また、水道工事によっては作業が複数回に分かれる場合があるため、その分の移動費用が追加で発生する場合もあります。

これらの要因の他にも、水道工事における費用は使用する材料の種類や量、工事の規模、工事業者の人件費や経費など、様々な要素によって影響を受けます。

そのため、工事内容や費用に関する詳細な見積もりを事前に確認して適正な価格で工事を行うようにしましょう。

作業員以外の人件費
水道工事には、作業員以外の人件費が含まれます。例えば、工事に必要な材料の調達や配送、廃棄物の処理などを担当するスタッフの人件費、打ち合わせや見積もり作成などの事務作業を担当するスタッフの人件費などがあります。

そして、これらの人件費は工事費用に加算されるため、費用が高くなる原因の一つとなります。

広告宣伝費用
水道工事を提供する業者は、顧客の獲得や競合他社との差別化を図るために広告宣伝費用をかけることがあります。

例えば、チラシやポスターの配布、ウェブサイトの制作、テレビCMやラジオCMなどのメディア露出などがあります。これらの費用は直接的には工事費用には含まれませんが、業者が得る利益やブランド価値が高いほど費用が高くなる可能性があります。

しかし、広告宣伝費用が高いからといって必ずしも工事の品質が高いわけではないため、業者選びには注意が必要です。

水道工事業者を選ぶ際に気を付けること

水道工事業者は慎重に選ばないと思ったような工事をしてもらえない可能性が高いです。そこでこのトピックでは、業者を選ぶ際に気を付けたいことを4つ紹介していきます。

安すぎる業者は警戒する
水道工事業者を選ぶ際には、安すぎる業者には注意が必要です。安すぎる業者は手抜き工事や不正な料金請求などを行う可能性が高く、結果として追加費用が発生したり工事が不十分で再度工事が必要になったりするおそれがあります。

このように、安いからといって必ずしも安心して工事を依頼できるわけではないため、業者選びには慎重になる必要があるでしょう。

水道局指定業者を選ぶようにする
水道工事業者を選ぶ際には、水道局が指定する業者を選ぶことが望ましいです。水道局指定業者は水道法に基づく規定を遵守しており適切な技術力や経験を有しているため、工事の品質が高く信頼できます。

また、水道局が指定した業者であれば工事中に問題が発生した場合にも適切に対応してもらえる可能性が高いため、安心して工事を依頼できます。しかし、水道局指定業者であっても業者によって技術力や対応が異なるため、事前に業者の情報を調べて信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

実績や口コミをしっかりと見る
水道工事業者を選ぶ際には、業者の実績や口コミを確認しましょう。インターネット上には、業者の評判や口コミが多数掲載されており、それらを参考に業者選びを行うと信頼できる業者を選べます。

また、業者のホームページなどから施工実績や得意分野を確認できます。そして、これらの情報を確認すれば業者の技術力や信頼性を判断できるでしょう。

複数社から見積もりをとる
水道工事業者を選ぶ際には、複数の業者から見積もりをとりましょう。というのも、複数の業者から見積もりをとれば業者ごとの料金や内容を比較できるからです。

また、業者によっては見積もりを無料で行っている場合もあります。そのため、見積もり依頼を行う際にはなるべく無料の業者を使うようにしましょう。

まとめ

水道工事は個人での対応は難しく、業者に作業を依頼するケースがほとんどでしょう。そのため、業者の選び方や費用の規模感をしっかりと把握した上で工事対応に移る必要があります。

そして、今回紹介した内容を参考に行動していけば満足いく結果が得られやすくなるため、ぜひ参考にしてみてください。

また、作業内容が同じであっても業者によって費用が異なるケースが多いため、業者に依頼をする際には相見積もりをとることを忘れないようにしましょう。

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