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水のコラム

2022.11.03 2026.05.28

水回り

蛇口の凍結防止に役立つ商品とは?水栓ヒーターやカバーの選び方も解説

冬になると屋外の蛇口や水道管が朝だけ使えなくなったり、解けたあとに水漏れしたりするおそれがあります。こうした不具合は寒冷地だけで起こるものではなく、強い冷え込みや風の影響を受けやすい地域でも発生する可能性があります。

凍結が発生しにくい地域でも、気温が大きく下がる日は注意が必要です。特に屋外へ露出している水栓は冷気を受けやすく、対策なしのままで寒波を迎えると、凍結だけではなく破裂につながることも考えられます。

この記事では、蛇口の凍結が起こる理由や凍結防止に役立つ商品やグッズなしでも行える予防策、凍結した時の解かし方、水漏れ時の対応について解説します。

蛇口の凍結はなぜ起こる?寒冷地以外も注意

まずは凍結が発生する仕組みを押さえておくことが肝心です。蛇口や水道管の中に残っている水は、外気温が大きく下がると凍り、体積が増えます。
その結果、水の通り道がふさがるだけではなく、金属や樹脂の部材へ強い負荷がかかりやすくなります。

特に夜間から明け方にかけて冷え込みが強く、日中との寒暖差が大きい日は注意が必要です。

水道管や蛇口の破裂・水漏れリスク

蛇口が凍ると、「水が出ないだけ」と勘違いしてしまうケースは多く見られます。しかし、凍った水が膨張すると蛇口本体や接続している水道管へ内側から負担がかかり、ひびや破裂の原因になりかねません。朝は凍っていただけでも、昼に気温が上がって解け始めた頃に、水漏れを発見する場合があります。

特に、屋外水栓や露出配管は、被害が目に見えやすい箇所です。一方で、壁際や床下へつながる部分が傷んでいると、気づかないうちに水漏れが広がることもあります。

少量の水漏れでも放置すると、建物の周囲が濡れて凍結を繰り返し、別の不具合へつながってしまうのです。

特に凍りやすい蛇口の設置場所や種類

凍りやすい蛇口には共通点があります。代表的なのは、屋外へ露出している立水栓、庭や駐車場の水栓、ベランダの洗濯機用水栓、北側外壁沿いの蛇口です。日差しが当たりにくく、風を受けやすい場所は特に冷え込むため、同じ地域でも場所によって凍結のしやすさが変わります。

また、水道管が露出しているタイプや、ホースを取り付けたままの蛇口にも注意が必要です。さらに、ホース内に残った水は冷えやすく、蛇口周りの温度も下がりやすくなります。

蛇口の凍結防止に役立つ商品と対策

蛇口の凍結防止に役立つ商品は、被せるだけで保温する物から電気で温める物までいくつか種類があります。選ぶ際は、設置場所や気温の下がり方、蛇口や配管の露出具合に合わせることがポイントです。

冷え込みがそこまで厳しくない地域では簡易的な保温で足りる場合もありますが、冷え込みが強い地域では保温と加熱を組み合わせることで、凍結のリスクをより抑えやすくなります。

被せるだけで簡単な凍結防止カバー

屋外の蛇口へ手軽に取り入れやすいのが、凍結防止カバーです。立水栓や庭の蛇口へかぶせられるタイプなら、冷たい風が直接当たりにくくなり、夜間の冷え込みをやわらげることができます。なお、簡単に取り付けられるため、冬の間だけ一時的に対策したい時にも最適です。

ただし、完全に凍結を防げるとは限りません。気温が大きく下がる地域や、長時間の氷点下が続く日には、カバーの内側まで冷え込むおそれがあります。また、カバーを選ぶ際は、蛇口全体をしっかり覆える大きさかどうか、風で外れにくいかも確認するとよいでしょう。

寒冷地に役立つ水栓ヒーターや凍結防止帯

寒冷地や冷え込みが特に厳しい地域では、水栓ヒーターや凍結防止帯のように、温度を下げにくくする商品が役に立つでしょう。これらは蛇口や露出配管へ取り付けて冷え込みを抑えやすくするもので、被せるだけのカバーよりも凍結のリスクをさらに抑えたい場合に適しています。

しかし、取り付け位置が適切でないと十分な効果が発揮しない可能性があります。そのため、配線や固定方法に不安がある場合は、無理に自己判断で進めず、施工方法を確認しながら慎重に進めていくことが肝心です。

タオルや緩衝材を使用した保温方法

専用商品が手元にない場合は、乾いたタオルや緩衝材を巻き付けて保温する方法もあります。蛇口本体や露出している管へタオルを巻き、その上からビニール袋などで覆うと、冷たい空気が直接触れにくくなります。

また、濡れたタオルを使用すると逆に冷えやすくなるため、必ず乾いた物を使用しましょう。さらに、固定が甘いと風でずれてしまうため、ひもやテープでしっかり留めることが欠かせません。

グッズなしでできる凍結予防策

凍結の対策グッズが手元になくても、冷え込みが強い夜にできる予防策はいくつかあります。凍結防止カバーやヒーターがなくても、水の動きを長期間止めないこと、冷気がたまりやすい場所を保温することがポイントです。

もしグッズの購入など事前の準備が難しい場合は、以下の方法を実践してみましょう。

夜間に少量の水を出しっぱなしにする

冷え込みが強い夜は、蛇口から少量の水を出しつづける方法があります。その理由は、水が少しでも動いていると、管内で完全に凍りつきにくくなるためです。水は大量に流す必要はなく、細く糸のように出る程度でも予防につながりやすくなります。

ただし、水を出したままにする場合は、きちんと排水できる場所かどうかも確認しましょう。受けた水が周囲で凍ると、転倒するリスクにつながるおそれがあります。また、水道代は通常よりも高くなるため、寒波が長引く際は保温対策とあわせて行うと負担を抑えやすくなります。

水道メーターボックス内を保温する

屋外の蛇口だけではなく、水道メーターボックス内の冷え込みにも注意したいところです。メーターボックスのなかが冷えるとメーター周辺の配管から凍りやすくなり、屋外水栓や家の中の水回りにも影響が出る場合があります。

乾いた布や保温材をボックス内へ入れて、冷気が直接当たりにくい状態にしておくと予防しやすくなります。また、メーター本体を圧迫しないことや、布が濡れている状態では入れないようにしましょう。

蛇口が凍結した時の正しい解凍方法

凍結して水が出なくなった時は、慌てて無理な対処をしないことが肝心です。

凍結した水を解かすことだけ急ぐと、蛇口や配管へ急な負荷をかけてしまい、水漏れや破損のトラブルになりかねません。凍結した時ほど、ゆっくり温めて様子を確認しながら進めるほうが安全です。

熱湯は避けてタオル越しにぬるま湯をかける

蛇口が凍結した場合、熱湯を直接かけることは危険です。特に金属や樹脂の部材は急激な温度変化で傷みやすく、凍っている状態で熱湯をかけると、ひびや破損の原因になります。凍結した水を解かす時は、まず蛇口や露出配管へタオルを巻き、その上からぬるま湯をゆっくりかけましょう。

また、一度で完全に解かそうとせず、少しずつ様子を見ながら進めることがポイントです。さらに、水が出始めた直後は急に全開にせず、少量ずつ通水して水漏れがないか確認することが肝心です。

ドライヤーの温風でゆっくり解かす

ドライヤーの温風を活用して、ゆっくり凍結を解かす方法もあります。温風を少し離して当てると、急な温度変化を抑えやすくなります 。

蛇口本体だけではなく、凍っていそうな露出配管へも順番に温風を当てながら、少しずつ温めるとよいでしょう。ただし、至近距離で長時間当て続けると部材へ負担がかかることがあります。なお、水気の多い場所で電化製品を扱うため、周囲が濡れていないかも確認しておきたいところです。

蛇口の破裂や水漏れが起きた時の対応

凍結で注意したいのは、解けたあとに破裂や水漏れが発見される場合です。水が出ない状態では気付かなくても、昼に気温が上がって管内の氷が解けた瞬間に漏れ始める場合があります。

破裂や水漏れが起きた場合、まずは被害の拡大を防ぐ対応が必要です。

まずは止水栓を閉めて被害を抑える

水漏れや破裂が見つかったら、最初に止水栓を閉めて被害を抑えましょう。屋外水栓の止水栓が分かる場合はそこを閉めて、場所が分からない時や漏れが広がっている時は、水道メーター付近の元栓を閉める方法もあります。勢いよく水が漏れている時は、先に水の流れを止めることが肝心です。

そのあと、水に濡れたら困る物を移動し、タオルやバケツを使って周囲に漏れた水が広がるのを抑えましょう。

水道修理業者へ早めに依頼する

蛇口や配管が破裂した場合は、水道修理業者へ早めに依頼するのが賢明です。凍結後の不具合は、表面上のひびだけではなく、接続部や壁際の見えにくい場所まで傷んでいる場合があります。

ご自身で一時的に水を止められても、そのまま使用を再開すると再び水漏れするおそれがあります。特に屋外だけではなく、屋内の水圧にも変化が出ている時や水を止めても漏れが続く時は、配管全体を見てもらうことが必要です。

水道トラブルならひょうご水道職人にお任せ

蛇口の凍結は、寒冷地以外でも起こり得る冬の水回りトラブルの一つです。凍結防止カバーや水栓ヒーター、凍結防止帯のような商品を活用する方法があります。あわせて、夜間に少量の水を流す、水道メーターボックス内を保温するといった対策を重ねると、トラブルを防ぎやすくなります。

もし蛇口の破裂や水漏れが発生した際は、まず止水栓や元栓を閉めて被害を抑え、ひょうご水道職人へお電話ください。365日24時間お問い合わせを受付けており、お見積りは無料でご提示いたします。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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