水のコラム
2021.06.25
水まわり
しつこいコバエをなんとかしたい!トラブルを元から絶つための3ステップ
温かい時期になると、「キッチンにコバエが大量発生して困る…」という方はいませんか? 小さく目立たない虫だからこそ、気が付いたときには手に負えない状況になっていた!
なんてケースも少なくありません。
自宅内のコバエトラブルを元から絶つためにはどうすれば良いのでしょうか?
自力で実践できる対処法を3ステップで紹介します。
まずは自宅内のコバエを退治しよう
すでに自宅のキッチンにコバエが大量発生している場合、それを徹底的に退治する必要があります。
小さくキリがないように思えるコバエ退治ですが、ちょっとしたコツさえ知っていれば、それほど難しくはありません。
以下の3つの中から、好みの方法を選択してみてください。
・めんつゆトラップを作る
自宅にあるものを使って手軽に対策したい!という場合におすすめなのが、めんつゆと食器用洗剤を使って作る専用トラップです。
作り方は簡単で、カットしたペットボトルに水を入れ、めんつゆと食器用洗剤を数滴ずつたらせばOKです。
コバエが多い場所に設置しておきましょう。
めんつゆの甘い香りは、コバエにとって大好物。大量のコバエを引き寄せてくれるでしょう。食器用洗剤を入れた水には、界面活性剤が含まれています。
この働きによって、コバエは空を飛べなくなり水中に沈む仕組みになっています。
トラップ用の容器はできるだけ口が広いものを使いましょう。
すぐに効果が感じられない場合でも、1週間程度は置いてみてください。
・市販のコバエ対策スプレーを使う
コバエに悩まされている方向けに、専用の対策スプレーも市販されています。
シューっと吹きかけるだけでOKなので、非常に手軽に扱えるでしょう。
コバエ対策スプレーの価格は、1個あたり500円~800円ほど。
コバエが発生しそうな場所に吹きかけておけば、予防ケアにも役立ちます。
ただしコバエにもさまざまな種類があり、その全てに対応していない可能性も。
ショウジョウバエやチョウバエなど、コバエの種類を見極めて、購入するアイテムを決定しましょう。
・市販のコバエ取りアイテムを使う
市販のコバエ取りアイテムの中には、捕獲するタイプの殺虫剤もあります。
スプレーとは違って、設置しておけば勝手に効果を発揮してくれるので、「コバエを見つけるたびに退治するのは難しい…」と思う方におすすめです。
市販のコバエ捕獲アイテムの価格は1個あたり500円前後です。
ただしこちらは、効果が実感できるまでに少し時間がかかる可能性も。
「できるだけ早く何とかしたい!」と思う場合は、スプレーと併用するのがおすすめです。
コバエが侵入しない家づくりを心掛けよう
自宅内のコバエを全滅させられたら、次は外部から侵入させないための環境作りを意識しましょう。
一般的な虫と比較しても、身体が小さなコバエは、ちょっとした隙間からでも簡単に侵入してきます。
侵入したコバエが1匹であっても、油断は禁物。
自宅内で産卵・ふ化すれば、あっという間に大量発生してしまいます。
・すぐ近くに水場がある
・自宅周辺に、常にコバエがわいているような場所がある
これらの条件に当てはまる場合、リスクは高めです。
すぐにできる対策として、網戸の交換を検討してみてください。
一般的な網戸は18メッシュ(目と目の間の幅が1.15ミリ)ですが、身体の小さなコバエを防ぐ効果は期待できません。
24メッシュ(目と目の間の幅が0.84ミリ)に変えると、窓を開けていてもコバエが侵入しにくくなります。
コバエを繁殖させない環境を意識しよう
コバエ対策の最後のステップは、繁殖させないための環境作りです。
実は自宅内に数匹のコバエが迷いこむケースは決して少なくありません。
そうやって侵入したコバエから大量発生につながるかどうかは、自宅の環境次第と言っても過言ではないのです。
ポイントさえ押さえておけば、コバエを繁殖させない環境作りは決して難しくはありません。以下の項目を参考にしながら、ぜひ自宅の環境を整えてみてください。
・三角コーナーは撤去する
・生ごみはきちんと縛って捨てる
・排水口パーツはこまめに洗い、乾燥させる
・食べ残しや汚れたお皿はすぐに処理する
・食べ物は冷蔵庫で保管する
コバエが好むのは、腐敗臭です。
多くの食べ物を扱い、汚れが蓄積しがちなキッチンは、まさにコバエが繁殖しやすい条件が揃っている場所と言えるでしょう。
汚れが付着するのは仕方がありません。
その汚れを除去するまでの時間を短くすることで、コバエの産卵・ふ化・繁殖という負のサイクルを止められるでしょう。
強い繁殖力を持つコバエは、ふ化してから10日~14日ほどで成虫になります。
1匹が産む卵の数は約500個と言われていますから、爆発的増加リスクは常にあると言って良いでしょう。
コバエを見かけなくなったからといって、油断は禁物です。
繁殖させないための環境作りを、常に意識していきましょう。
しつこいコバエに悩まされているときは?
どれだけ対処してもしつこいコバエに悩まされている場合、汚れや食べ残し以外の原因が、見えない部分に隠れている可能性も。
たとえば床下で汚水の水漏れが発生していれば、それが原因になり得るでしょう。
水回り設備に異常がないかどうか、水道修理業者に確認してもらうのがおすすめです。
兵庫県明石市や西宮市、芦屋市、朝来市、宍粟市でお悩みの方は、ぜひひょうご水道職人にご連絡ください。水回りのトラブルは、どんなことでも誠心誠意サポートいたします。「なんでも相談できる身近な業者」として、ぜひお役立てください。