水のコラム
2025.01.29
その他
愛鳥の水浴びは水道水でしても良い?水浴びのポイント【水道職人:公式】
鳥を飼っている方の中には、水浴びに使う水は水道水で問題がないか悩んでいる方もいらっしゃいます。
鳥は水浴びをする生き物のため、使う水や水の温度など、水に関するさまざまな点で悩む方も多いでしょう。
今回は、鳥の水浴びに水道水を使うときの注意点についてご紹介します。
目次
鳥の水浴びに水道水を使っても問題なし
多くの方がご存知のように、水道水にはカルキが使われています。
カルキには水道水に含まれる雑菌などを除去する働きがあるため、愛鳥への影響を心配される方もいらっしゃいます。
しかし、水道水はカルキの存在によって雑菌が繁殖しにくく、安全な水でもあるのです。
浄水器でカルキを除去した水も、鳥の水浴びに使えます。
ただし、カルキが除去された水は雑菌が繁殖しやすく腐りやすいため、頻繁な取り換えが必要です。
また、ミネラルウォーターも同様に水浴びに使うことができますが、硬水は適していません。
ミネラルウォーターを使うときは、専門店や獣医師に相談して選んでください。
なお、鳥は野生に生息する動物でもあるからといって、湧き水を使うことは避けましょう。
市販されている湧き水は問題ありませんが、ご自分で汲んできた湧き水やご家族が汲んできた湧き水は使用しないでください。
自然の湧き水には雑菌が含まれている可能性があり、鳥の健康面への影響が懸念されます。
自然災害の後は水道水を与える前に確認を
地震や台風などの自然災害の後は、水道水を愛鳥に与える前に水質を確認してください。
地震や台風などの自然災害では、水道管が損傷している可能性があります。
小さな亀裂からでも、水道管の中に不純物が入り込み、水道水の安全性は損なわれてしまうのです。
また、水道管の凍結後も同様の注意が必要です。
水道管が凍結すると、膨張により水道管が破損するケースがあり、破損した水道管の中には不純物が入り込んでいる可能性があります。
どちらの場合も、水を与える前に、透明なコップに注いで不純物の有無を確認してください。
なお、目視で確認できないときも、水道水の出方が自然災害の前と比較して変わっている場合には、水道管が破損している恐れがあります。
ひょうご水道職人などの水道修理業者に連絡し、水道管を点検することがおすすめです。
水道水で水浴びさせる際のポイント
鳥は身体の汚れを落とすためや、体温調整、遊ぶなどの目的により水浴びします。
それでは、愛鳥が安全に水浴びを楽しめるよう、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
寒い日でもお湯を使わない
冬場の水道水は冷たいため、愛鳥の健康面を考えてお湯を使いたくなるかもしれません。
しかし、お湯の使用は厳禁です。
鳥の尾羽の付け根には、尾脂線(びしせん)と呼ばれる油脂物質を分泌する線があります。
この油脂物質には羽を覆って水を弾き、体温を維持する働きがあるのです。
お湯を使うと油脂成分は流れ落ちてしまい、体温維持ができなくなって低体温を引き起こす危険があります。
水温が気になる場合は、水道水をコップなどに汲み置き、常温程度の温度に戻ってから与えてください。
なお、汚れが気になるからといって、水浴びの際に洗剤を使うことも厳禁です。
洗剤はお湯と同様に、油脂物質を流す作用があります。
汚れが気になる場合は専門店や獣医師に相談しましょう。
愛鳥の様子を見守る
水浴び中はできるだけ愛鳥から目を離さないようにしましょう。
多くの方は容器に水を張って水浴びさせますが、水量が多すぎると溺れる危険があります。
見守り続けることは難しいかもしれませんが、こまめに愛鳥の様子を確認してください。
また、普段水浴びを好む愛鳥が急に嫌がる様子を見せた場合は、体調不良のサインかもしれません。
体調が悪いときに無理に水浴びをさせると症状が悪化する恐れがあるため、様子を見て、必要に応じて獣医師に相談しましょう。
水浴び後は十分な乾燥を
愛鳥が水浴びを終えた後は、乾燥を促してください。
愛鳥が自ら水を払い、羽繕い(はづくろい)を始めた場合はそのままで構いません。
しかし、自発的なお手入れが見られない場合は、温かい場所への移動やタオルでの水分除去など、飼い主さんがサポートしてください。
羽が濡れたままだと体温が下がり、体調を崩す原因となります。
ただし、ドライヤーの使用は避けた方が良いでしょう。
小型の鳥は風圧で飛ばされる危険があり、大型の鳥でも風量には注意が必要です。
愛鳥が水浴び後に自発的に全く手入れをしない場合は、専門店や獣医師に乾燥についてのアドバイスを求めることも検討してください。
水浴びができないけれど水浴びしたいときの対処法
体調や年齢などの理由により、水浴びしたいけれど水浴びする元気がないときもあるでしょう。
このようなときは、霧吹きスプレーを使えば簡易的な水浴びをさせてあげられます。
霧吹きスプレーを使うときは、愛鳥に直接吹き付けずに、上空に向けて噴霧(ふんむ)し、舞い落ちるミストで適度な水気を与えましょう。
なお、蛇口から直接水を当てることは絶対に避けてください。
羽が過度に濡れて体温低下を招くだけではなく、水圧でけがをする危険もあります。
神戸どうぶつ王国にはさまざな鳥がいる
2014年に神戸花鳥園は、神戸動物王国に名称を変えて運営しています。
神戸花鳥園は愛鳥家に有名な施設ですが、神戸動物王国に姿を変えたことで、鳥だけではなく、他の動物も鑑賞できるようになりました。
また、神戸動物王国では「Wings~フリーフライトバードパフォーマンス~」という、鳥がメインのステージも開催されています。
鳥によるダイナミックなパフォーマンスは、愛鳥家以外の方が見ても楽しめること請け合いです。
参考:神戸動物王国
水道設備のメンテナンスはひょうご水道職人へ!
蛇口や水道管など、水道設備のメンテナンスはひょうご水道職人にお任せください!
近年、鳥や猫、犬などのペットを飼育するご家庭が増えており、多くの方が水道水をペットにも使っています。
このようなご家庭すべてに言えることですが、ペットの健康のためにも、水道設備の定期的なメンテナンスを施してください。
蛇口や水道管が破損すると不純物が混入し、水道水の安全性が損なわれます。
人体には影響がない程度の不純物でも、身体が小さな鳥などのペットには悪影響を及ぼす可能性があります。
水道設備の損傷が疑われる場合は、水漏れなどの点検と必要な修理や交換をご検討ください。
ひょうご水道職人は兵庫県の各自治体に指定を受けた、水道局指定工事店です。
蛇口も水道管も適切に処置できます。
水道設備のメンテナンスについては、ひょうご水道職人にお気軽にご相談くださいませ!