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水のコラム

2024.10.24

その他

注目を浴びている露出配管とは?メリットとデメリットをご紹介【矢野】


こんにちは、水道職人の矢野です。
 
部屋をおしゃれに見せてくれることや、内装のアクセントになるということで、近年では露出配管が注目を浴びています。
コンクリートが打ちっぱなしの壁や露出配管は、インダストリアルインテリアを演出でき、リノベーションの際に取り入れる方もいます。
 
しかし、露出配管が一体どのようなもので、メリットやデメリットがあるのか、あまり知らないという方もいるのではないでしょうか。
露出配管は通常の配管の施工とは異なるため、メリットやデメリットを把握せずに施工して、後悔するということもあるのです。
 
今回は露出配管についてと、露出配管のメリットやデメリットなどをご紹介します。
露出配管の取り入れを考えている方は、参考にしてみてください。
 

露出配管ってどんな配管?


露出配管とは、言葉の通り露出した配管です。
 
通常、水道管や電気の配管、換気ダクトなどは、壁の中や床下、天井裏などに施工されており、目に見えない場所にあります。
しかし露出配管は、天井や壁の表面に施工するため、配管が目に入る場所に設置するでしょう。
 
むき出しのまま配管を設置することを露出配管と言い、屋外で配管を露出して設置する場合は、屋外露出配管と言います。
 
露出配管の施工では、配管を素の姿のままにしたり、配管を保温材で覆ったりすることができます。
保温材の使用の有無で、配管の見栄えが変わるでしょう。
 

露出配管のメリット


露出配管のメリットとしては、メンテナンスが容易になることや、工期が短縮できること、施工に係る費用の削減ができることなどが挙げられます。
 

メンテナンスが容易になる

配管には耐用年数があり、建物本体よりも配管の方が早く劣化します。
そのため、劣化した配管は交換が必要になるのです。
また、配管は自然災害などでも劣化し、たとえば水道管の場合、目に見えない場所で気が付かぬ間に水漏れしているということがあります。
 
通常は配管が目に見えない場所にあるため、劣化に気付くのが遅れてしまい、水道料金の高騰などの水漏れトラブルに発展することがあるのです。
しかし、露出配管は目視で確認できる場所に配管があります。
そのため、配管が劣化したことで起こるトラブルに気が付きやすく、修理や交換といった配管のメンテナンスをしやすくなります。
 

工期の短縮と費用の削減

露出配管は壁の中や床下、天井に配管を通すという作業が不要です。
そのため、壁や床、天井を壊して修理する必要がありません。
壁や床、天井をそのままにしておくことで、工期の短縮と施工に係る費用を抑えられます。
 
とくにリノベーションやリフォームの場合、家の外枠はそのまま使用する方が多く、壁や床、天井を壊すということに抵抗がある場合があります。
しかし、配管は古くなっているので取り換えたいと考えるでしょう。
このような場合に、露出配管はおすすめです。
 

デザイン性がある

露出配管にすることで、インダストリアルインテリアという、倉庫や工場を連想するインテリアスタイルの家にできます。
また、ヴィンテージ感が漂う室内空間や、アンティーク家具が似合う室内空間を作り上げられるでしょう。
 
近年、レトロな雰囲気やモダンスタイル、ブルックリンスタイル、ミッドセンチュリーなどが注目を浴びています。
一般的なインテリアスタイルではなく、1900年代のアメリカンスタイルがおしゃれということで、人気を集めているのです。
露出配管は、これらのインテリアスタイルを取り入れたい場合にマッチした施工方法です。
 

室内空間が広くなる

露出配管を取り入れる場合、天井や内壁を取り付けないという選択ができます。
そのため、室内空間を広く使用することが可能です。
とくに天井を設けないことで、開放感があり、風通りの良い広々とした室内空間を感じられるでしょう。
 

露出配管のデメリット


露出配管のデメリットとしては、美観を損なうことや、配管の劣化が早いこと、断熱・防音性の低下などが挙げられます。
 

美観を損なう

露出配管は室内全体を通してみるとおしゃれに見えますが、視界に入る露出配管は見栄えが決して良いとは言えず、美観を損なってしまうのです。
また、外観と内装が合わないということに、違和感を感じることもあるでしょう。
さらに、飽きてしまうことも考えられます。
 
多くの家庭やショップで採用されているインテリアスタイルは、汎用性が高いものが好まれています。
これは美観を損なわないという面や、見ていて飽きないという面を持ち合わせているからです。
 
ブームに合わせて取り入れたものは、ブームが去るとその途端に古臭い雰囲気をまとうという側面も持ち合わせています。
自分の趣向が変わるということもあるでしょう。
そうなった場合、配管工事をもう一度行うことになり、費用が嵩みます。
汎用的なインテリアスタイルが良いという結論に落ち着くことも、少なくはありません。
 

配管の劣化が早い

露出配管は紫外線の影響や、室内の温度変化を受けやすいことにより、劣化が早いと考えられています。
屋内に設置する配管であれば問題がないと思うかもしれません。
しかし、紫外線は窓から入ってきますし、夏や冬の室内温度は冷暖房器具を使用しないと過ごせない室温になります。
人間が暑さや寒さを感じる温度は、配管にも影響を与えるでしょう。
 
24時間365日、絶え間なく冷暖房器具を使用していれば温度変化の影響を受けることはないかもしれません。
ただし、冷暖房器具を使用したことで起こる乾燥の影響は受けるでしょう。
 
配管を長持ちさせるためには、配管カバーを使用したり、見えない場所に埋め込んだりした方が良いのです。
 

断熱・防音性の低下

内壁や天井を作らない場合、断熱性能や防音性能が損なわれます。
 
多くの場合、断熱材は壁の中にある柱と柱の間に貼られ、熱気や冷気が室内に入り込むことを防ぐ役割を持っています。
断熱材があることで、外で感じる焼け付くような暑さや、凍えるような寒さを感じずに済むのです。
それにより、市販されている通常の冷暖房器具で夏や冬を過ごせます。
断熱材がない場合、大きめの空調を準備したり、冷暖房器具を増やしたりする対策が必要になるでしょう。
 
また、内壁や天井があることにより、外から入ってくる音や、室内で発する音が外に漏れだすことを防げるのです。
内壁や天井がないことで、防音性能は落ち、屋外を車が通っただけでもうるさく感じるでしょう。
 

配水音が響く

露出配管を設置した場合、トイレのときやお風呂のときなど、水を大量に使用する際に、配水音が響く恐れがあります。
配管の中を通る水は、ゆっくりとした速度ではなく、勢いのある速い速度で動いています。
そのため、露出配管の中を水が通るたびに、配水音が響き渡り、うるさく感じるかもしれません。
 

露出配管の活用方法


露出配管にはメリットもデメリットもあり、扱いにくそうと感じる方もいると思います。
しかし、外観と合わせることや、無骨に見えるデザインを活かすことで、おしゃれな雰囲気を作れるという大きな魅力があるでしょう。
 

デザイン性を活かす

カフェやデザイナーズマンションなど、外観と内装を合わせることで、露出配管の魅力が引き立ちます。
また、スケルトン物件を利用する際に、露出配管を採用し、露出配管に合わせて内装をデザインすることで魅力が引き出せるでしょう。
 
配管の色とインテリアカラーを合わせたり、配管に合わせた照明を選択したりすることで、おしゃれな雰囲気を作りだせます。
 

ナチュラルな要素を取り入れる

露出配管を活かす内装は、無機質なものになりがちです。
そのため、木製のものや観葉植物など、ナチュラルな要素を持つものを取り入れることで、雰囲気に柔らかさが加わります。
 
観葉植物や木製の家具などを取り入れることが難しい場合は、造花を飾るだけでも雰囲気が変わります。
造花のツタを配管に巻きつけると、部屋全体のおしゃれな空気を壊すことがなく、自然にナチュラルさを取り入れることも可能です。
 

費用を抑えてスケルトン物件が利用できる

スケルトン物件とは、建物の躯体だけの状態を指します。
物件の契約をするときは、壁や床、天井などをすべて取り払った、スケルトン物件である場合が多いでしょう。
スケルトン物件は、契約が終了した場合に元の状態に戻す必要があります。
 
露出配管を選択することで、内壁や天井を取り付ける必要がなくなるため、費用を抑えて利用できるのです。
また、契約終了時に発生する原状回復費用を抑えられるというメリットもあります。
 
スケルトン物件と比較される物件に、居ぬき物件というものがあります。
居ぬき物件は、内装の設備やインフラ設備などをそのまま引き継いで利用する物件のため、露出配管に勝手に変えることはできません。
 

配管のご相談はひょうご水道職人へ!


露出配管など、水道管の施工はひょうご水道職人にお任せください!
ひょうご水道職人では、露出配管を取り入れたいというご相談を承っております。
 
水道管の施工は、兵庫県の各自治体の水道局から指定を受けた、指定給水装置工事事業者しか行うことはできません。
これは水道法により定められており、自分で行うことや、指定給水装置工事事業者以外が行うことは水道法に抵触します。
 
ひょうご水道職人は、兵庫県の各自治体の水道局から指定を受けた、指定給水装置工事事業者です。
水道の配管を引き直すなど、配管の施工ができる業者です!
 
露出配管の施工は、正しい知識と高い技術を持った業者以外が行うと、水漏れし室内が水浸しになるというトラブルが起こり得ます。
露出配管の場合、水漏れすることにより室内の家具や家電など、室内にあるすべてのものが使用できなくなる恐れがあります。
正しく施工することで、安心して生活できるのです。
 
なお、ご自宅の状態によっては露出配管を取り入れられない場合や、その逆に露出配管にせざるを得ない場合があります。
このような場合、作業員が現場で調査をした後、お客様のご希望に沿った提案をいたします。
 
水道管のご相談は、ひょうご水道職人にお気軽にご連絡くださいませ。

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