水のコラム
2021.09.15
台所のトラブル
台所のトラブル対処法!濁りや水漏れが起こる原因は?
水回りではさまざまなトラブルが発生しますが、キッチンの水の濁りや水漏れもその一つです。
場合によっては水道管の交換や水栓の修理が必要になることもあるため、原因をきちんと突き止めましょう。
今回は、キッチンの蛇口から白い水が出るときの原因や、水漏れが発生したときの対処法をご紹介します。
目次
心配のない白い濁り
キッチンの蛇口から濁りのある水が出てきたとき、何色の濁りなのかによって考えられる原因は異なります。
白い水の場合は空気が混入したことが原因のことが多く、そうであれば飲んでも体への害はありません。
勢いよく蛇口をひねったときなどに起こる一時的な症状なので、水を数分間出しっぱなしの状態にしてみましょう。
数分内に透明な水に戻るようであれば、何の心配もありません。
注意が必要な白い濁り
数分間出しっぱなしにしても白い濁りが直らない場合は、空気の混入が原因でない可能性があります。
水道管が劣化して水道管内部に使用されている亜鉛が溶け出していることが考えられるでしょう。
亜鉛が溶け出している水は飲んでも健康に害はありませんが、味は良くないため、そのままにするのはおすすめできません。
水道管の交換が必要になるため、水道局や専門業者などに相談してみるとよいでしょう。
白色以外に濁っている場合は?
キッチンの蛇口から白以外の色に濁った水が出ることもあります。
たとえば、赤茶色の水が出てくる場合は、水道管の中に発生したサビが溶け出していることが原因です。
鉄の臭いがするのですぐに異変に気付くでしょう。
この場合は、しばらく水を出していれば元に戻る可能性もありますが、戻らないようなら水道局や業者へ相談するべきです。
また、黒く濁っているように見えるときは、マンガンが含まれていることが考えられます。
人体に必要な成分なので飲んでも害はありませんが、長く続く場合は対処が必要です。
水漏れの原因や対処法は蛇口の種類によって異なる
キッチンの蛇口から水漏れが発生している場合は、まず蛇口の種類を確認した上で原因と対処法を考える必要があります。
・レバー式水栓の場合
レバー式水栓は、耐用年数である10年を過ぎるとさまざまな箇所から水漏れしてくることがあります。
まずは、水漏れ箇所の確認から行いましょう。
レバー式水栓で水漏れが起こりやすいのは、吐水口、胴体部分、レバーハンドルの下、水洗の根元部分の4箇所です。
多くの場合、ナットの緩みやパッキンの劣化が原因で水漏れが起こるため、まずはナットをきつめに締め直してみて、それでも解消しなければパッキンを交換しましょう。
パッキンはホームセンターやインターネットで購入できますが、メーカーやサイズをきちんと確認して合うものを選ぶようにしてください。
合うパッキンが見つからない場合や水の勢いが強い場合などは、自分で修理するのは難しいため、専門業者へ連絡したほうがよいでしょう。
・ハンドル式水栓の場合
ハンドル式水栓は一昔前までよく使われていたもので、冷水と温水の二つのハンドルを回して水温と水量を調節します。
ハンドル式水栓は構造が単純なので、水漏れが発生した際にも比較的修理しやすいでしょう。
特にハンドルの下部分から水漏れすることが多く、原因はパッキンが摩耗して隙間ができ、水を止めておけなくなることです。
また、吐水口のパッキンが劣化して水漏れする場合も多いため、パッキンを自分で交換できないか検討してみてください。
DIY作業に慣れていないと難しいため、自分で交換する自信がなければ、業者に依頼するとよいでしょう。
水栓の水漏れを予防するには?
水栓からの水漏れは普段から気をつけておくことで予防が可能です。
まず、パッキンが劣化していないか、ナットが緩んでいないかなどを確認するために、定期的に水栓の状態をチェックしましょう。
パッキンが擦れてきていることに気づいたら、なるべく早めに交換するのがおすすめです。
吐水口フィルターの掃除も定期的に行い、詰まりが発生しないようにしておきましょう。
水栓にかかる負担を少なくするために、使わないときは止水栓を閉めておくと効果的です。
もちろん毎回閉めるのは現実的ではありませんが、旅行などで長期間使わないときだけでも閉めるようにするとよいでしょう。
老朽化した水栓は水漏れが起きてしまうと対処するのが難しくなる場合もあるため、水漏れする前に本体ごと交換することも検討すべきです。
水回りのトラブルはひょうご水道職人までご連絡ください
ひょうご水道職人は明石市、加古川市、宝塚市、伊丹市、川西市、三田市、高砂市、三木市、丹波市、小野市、赤穂市など兵庫県全般で水回りのトラブルに対応しています。
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