水のコラム
2021.06.29
トイレのトラブル
スマホやハンカチを流してしまった!なんとかして取り出す方法は?
トイレにうっかり流してしまいがちなものは、スマホ・鍵・ハンカチなどのポケットに入れているもののほかにも、生理ナプキンやトイレ用洗剤のプラスチックのキャップなど、さまざまに挙げられます。また、小さなお子様の場合だとトイレに持ち込んだおもちゃを誤って流してしまうことも珍しい話ではありません。
トイレは基本的にトイレットペーパーや便を流すところであり、それ以外が紛れ込むとさまざまなトラブルに発展してしまいます。もし、うっかり流してしまったときにはどうすればいいか、自力でなんとかしたいときの方法をまとめました。
目次
まずは水を止める
トイレにものを落としたときは、どんな場合でもまず水を止める必要があります。センサーで反応するタイプは、リモコンの電源を落とし、作業中に流れてしまうのを防いでください。
次に、タンクの横から壁に繋がっている給水管をマイナスドライバーで閉めます。タンクに水が溜まっている場合はそれも抜きましょう。灯油ポンプなど水をくみ上げる道具があれば、それを使ってバケツに水を移し替えてください。このひと手間があるだけで、さらに奥へ流れ込む事態を防止できます。
便器の構造に挟まっているならまだなんとかなる
便器の構造はS字の構造になっており、万が一ものが落ちてもすぐには排水ルートに入りません。目で見て引っかかっている、そこに落ちているのが確認できる場合は、ゴム手袋やビニール袋をかぶせた手で拾い上げてください。視認できないとしても曲がっている底の奥に留まっていることがほとんどですので、古歯ブラシやわりばしなどで、引っかけて取り出しましょう。
壁面にぴったり張り付いている・奥のほうに引っかかって取れなくなっているときには、便器ごとはずしてください。この際、まず便器内の水をくみ出します。そしてタンクの水を抜いたときと同じように、灯油ポンプなどでしっかり抜いてください。
便座をはずしてから土台についているボトルをはずし、本体ごとはずします。便器は陶器であるゆえに重く、さらに衝撃でひびが入り割れることもあるので、取り扱いには注意してください。裏側から取り出せたのであれば、そのままともに戻してください。
排水管の奥に流してしまったと思われる場合は排水枡を開けよう
水を流してしまったりして便器より奥に流してしまっても、諦めてはいけません。便器の下にまず下水枡があり、さらに排水の道筋を通って屋外の排水枡へと繋がっています。この下水枡と排水枡は、ごみや異物をストップさせ排水の道筋に入り込まないようにする役目があり、落としたものもそこで留まっている可能性が高いです。下水枡を確認し、そこに留まっているようであれば拾い上げてください。
もしそこにも留まっていなかったら、屋外の排水枡を開けましょう。排水枡のフタを開け、中のごみやヘドロをひしゃくなどで掻きだして、流したものが入っていないか見てください。配管の出口のエルボに挟まっているときもありますので、エルボを分解して中を確かめることをおすすめします。
ここまでしても見つからないときは、排水ルートの途中で詰まっている可能性が高いです。業者に高圧ポンプや高圧洗浄機によって排水ルートの洗浄を行ってもらい、引っかかっているものを排水枡まで押し出してもらう必要があります。
業者を選ぶときのポイントは
業者を選ぶときは「指定水道工事店」であることを重視しましょう。指定水道工事店とは、平成8年の水道法改正により指定給水装置工事事業者の指定制度に従って指定された業者のことです。
水道法や各自治体の水道条例などの規定に基づき、水道事業者が工事事業者として指定しています。各自治体のホームページなどにリストが掲載されていますので、依頼先が指定水道工事店かどうかを事前にチェックしてみましょう。また、事前にその業者のホームページを調べて料金が明示されているかも確認してください。依頼したときの電話応対から対応力を見極めることも重要です。
まずは必ず見積もりを取ってください。ホームページで見て料金と違う・相場よりも明らかに高すぎる・見積もりの説明が納得できないという場合は、依頼を止めましょう。いずれにせよ、きちんと説明ができ、納得のできる価格で対応してもらえる業者を選ぶことが重要です。
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