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水のコラム

2021.11.05

洗面所のメンテナンス

洗面所の悪臭の原因は「毛細管現象」かも!?仕組みと原因・対処法



洗面所でどこからともなく嫌な悪臭が漂い始めたら…「なんとかしなければ!」と焦る方も多いのではないでしょうか。悪臭の原因はさまざまですが、その中の一つが「毛細管現象」です。毛細管現象とは具体的にどのようなもので、なぜ悪臭を発生させる原因になってしまうのでしょうか。気になる点を詳しく解説すると共に、対処法や予防法についても、わかりやすくお伝えします。

洗面所排水溝で発生する毛細管現象とは?

毛細管現象とは、排水管内部に溜まった汚れが原因で、「封水がなくなる」という症状をもたらす現象です。封水とは、排水口奥に続くトラップ部分に溜まっている水のこと。この封水によって、排水管奥から漂う悪臭をシャットアウトしているのです。毛細管現象によって封水がなくなれば、排水管の嫌な臭いが、室内までダイレクトに届いてしまうでしょう。

「でも、いったいなぜ汚れが原因で封水がなくなるのか?」と疑問を抱きがちですが、毛細管現象を引き起こすのは、髪の毛などの細長い汚れです。トラップ部分に引っかかるようにしてその場に留まると、封水は、この汚れをつたって吸い上げられてしまいます。

一度に吸い上げられる量は少量でも、着実に封水は減少し、やがて封水がなくなってしまうという仕組みです。毛細管現象は毛管現象とも呼ばれ、一般家庭でも割とよく見られるトラブルです。封水がなくなったとしても、また水を流せば復活しますし、悪臭も気になりにくくなるでしょう。

とはいえ、汚れがそこに留まっている限り、問題を元から解決することはできません。「水を流したら状況が改善したように感じられたが、またすぐに悪臭が気になり始めた」という場合には、毛細管現象が発生している可能性があります。

封水がなくなることで起こる問題

普段、洗面台を使う上で、封水の存在を意識する機会は少ないものです。毛細管現象が発生し、封水がなくなると、いったいどのような事態が引き起こされてしまうのでしょうか。具体的な問題は、以下の2つです。

・悪臭の発生
排水管や下水管から上がってくる臭気は、非常に強力です。「なんとなく臭う気がする」というレベルではなく、気分が悪くなってしまう可能性も。悪臭発生の原因に気付かないまま放置すれば、悪臭は家全体へと広がっていってしまいます。快適に過ごせなくなってしまうでしょう。

・害虫の侵入
封水はもう一つ、「外部からの害虫の侵入を防ぐ」という大きな役割を担っています。外部とつながっている排水管は、各種害虫にとって、室内へと侵入するための格好の通路。封水があれば、そこが栓となり、虫たちの進入路をふさいでくれます。この封水がなくなると、排水管内はカラカラに。ゴキブリなどの各種害虫にとって、室内に侵入しやすい環境が整ってしまいます。

毛細管現象を改善・予防するための方法

洗面所の悪臭が強くなり、毛細管現象が疑われる場合、もっとも良いのは、「排水溝内の汚れを除去する」という対処法です。

洗面所の排水溝内には、髪の毛以外にも食べ物のカスや油汚れ、小さなゴミなどが侵入しがちです。今はまだ、気になるのが悪臭のみであっても、問題を放置すれば詰まりトラブルに発展してしまう可能性も。液体パイプクリーナーを使って、排水溝内をしっかりと掃除していきましょう。

液体パイプクリーナーで状況を改善できない場合には、ワイヤータイプのパイプクリーナーを使って、内部を清掃する方法もあります。樹脂製のパイプであれば、手で簡単に取り外せますから、トラップ部分を外し、清掃した上で元通りにするのもおすすめです。パイプ内部がきれいになったことを確認したら、再度封水を入れ、様子を見ましょう。

毛細管現象を予防するためにも、普段の清掃作業が鍵となります。日常的に洗面所を使っていれば、排水溝内部には、どうしても汚れが蓄積してしまうもの。封水がなくなってしまう前に、こまめな清掃を心掛けましょう。

毛細管現象以外にも封水がなくなる原因はある

封水切れは、洗面所の悪臭の、よくある原因の一つです。毛細管現象以外にも、封水切れを引き起こす症状があります。「封水切れを起こしているけれど、毛細管現象ではないようだ」という場合には、以下の3つの現象を疑ってみてください。

・蒸発
・自己サイフォン現象
・吸い込み作用

蒸発は、長い間洗面所を使わなかったことで、封水がなくなってしまうケースです。家を留守にしていたときには、蒸発の可能性が高くなります。再度水を入れ、問題がなければ心配いりません。

自己サイフォン現象とは、一度に大量の水を流した際に、その勢いで封水までもが運ばれていってしまうもの。自己サイフォン現象の存在を知り、「ゆっくりと水を流す」「勢いよく流したあとは封水を足す」といった対策を取れば、悪臭の発生を防げるでしょう。

吸い込み作用とは、つながっている別の排水管内で勢いよく水が流れたことで、封水が吸い込まれてしまう現象を示します。自己サイフォン現象と同様の対処法を心掛けてみてください。

封水切れの原因がわからないときは?

今回のコラムでは、封水がなくなり、悪臭が発生する原因について解説しました。とはいえ実際には、「全く思い当たる節がない…」というケースも少なくありません。こんなときには、水回りの修理のプロに確認してもらうのがおすすめです。

兵庫県内の水回りトラブルには、ひょうご水道職人が対応します。神戸市や姫路市、尼崎市、西脇市、加東市、宍粟市、朝来市、相生市、養父市などで「洗面所の悪臭が気になる」「原因がわからない」といったお悩みがあれば、ぜひ一度お電話ください。プロの知識と技術で、快適な生活を取り戻しましょう。

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